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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

肩たたきする服を作った話をfabcrossに書いたことともの作りの働き方とお気持ち表明

fabcrossというエンジニアとかもの作りをする人向けのWEBメディアがあり、そこで記事を書いた。

 

fabcross.jp

これ、お声がかかったわけでなく「書かせてくれませんかー」と自分で扉を叩いた。ものつくりライターやるぞ、と。

 

もの作りっぽいことを仕事にするとなると、メーカーに勤めるとか、工場で働くとか、作家として自分の作品売るとかがまぁメジャーかと思う。あともうちょっとFABっぽい感じだとメーカースペースで働くとか大学とかの講師とか。

 

ただ、自分は「思いついたものを形にしたい」ということに重点があるタイプで、「ものづくりの技術自体が好き」とか「作ったものを使って欲しい」とか「売れるものを作りたい」とか「もの作りを広めたい・教えたい」みたいな思いは薄めだ(どれもないわけじゃない、もちろん)。

 

単に思いついたおもしろいことやおもしろくもないことを次々やることに人生を消費したい。かなり趣味的な嗜好だと思う。

 

なかなか仕事にはなりにくいそんな嗜好だが、ライター業はわりと相性がいい気がした。企画が通れば作っても金にならないようなよくわからないものも作れる。単発で完結して、「形にすること」が終わったら次のものを作れる(あと露出していくとそれっぽい仕事とかもくるかもしれないという期待もある)。文字を書くのも好きだしね。

 

まぁ投入コスト(時間)と単価の釣り合いのバランスとるのとか難しいのでは!?とか、ウケにくいものは作りにくいなーとかもあるし、もの作りライターだけでやる気はなく、1つ金を得る手段が増えたぞというくらいではあるのですが、でも大切に、もの作りライターをやっていくぞ、という気持ちです。