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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

久々に1日銭湯でゆったりした【産後ケア銭湯】

これはAIが生成した謎銭湯

※これは一か月前に書いて放置していた文で、いまは2か月くらいたってる

 

産後一か月、風呂が解禁された。
産後しばらくは感染症予防のためシャワーのみで、一か月検診を受けて問題なければ湯船につかることができるようになる。そこで、産後ケア銭湯というものに行ってみた。赤子を1日預かってくれて、その間スーパー銭湯でゆっくりお風呂に入ったりご飯食べたり寝たりだらだらしたりできるというもの。まだ珍しい取り組みで利用者も少ないだろうので実際使った様子や感想を残しておく。

 

申し込みの経緯


妊娠中から産後の情報は探していて、Youtubeでこのサービスを知った。我が家は2人とも実家が遠方で、里帰りなし、2人で赤子の世話をしている。シフト制をしいて寝る時間を確保したり家事の負担を減らしたりして、聞いていたほどには大変ではなく2人で楽しくやれている。が、とはいっても慣れない赤子の世話や数時間起きの授乳、疲れは溜まる。そしてストレス解消ができない。「酒」「散歩」「風呂」がわたしの三大楽しみなのだが、産後1ヶ月はこれがほぼ塞がれている。母乳なので基本的には酒は飲めないし、動かない方が良いされるのでほぼ家を出ず篭りっぱなしだし、湯船にはつかれないし。「むぎゃーーー」となってきたところでのリフレッシュとして産後ケア銭湯に申し込んだ。

 

 湘南台らくで行っている産後ケアの概要


産後ケア自体はいろいろとあって、相談やデイサービス的なもの、子を預けて宿泊できるものなど。ただ、自分の地域で使えるものだと、専用ホテルは安いプランでも8万する。「もっとつらくなるか道に10万円落ちてたら使おう」と思って使えていない。また、自分の住んでいる自治体の宿泊プランは1万8000円で助産院に泊まれるのだが「結局寝れない」という話もあり二の足を踏んでいる。

比較して、湘南台らくというスーパー銭湯でやっている産後ケア銭湯は10時から16時とほぼ1日預かってもらえて7980円(施設利用料880円が別に必要。また、休憩用のフロアを使うなら館内着300円が追加。)とバランスがよく他に比べると使いやすい。なにより元々スーパー銭湯大好きな私にとっては風呂に入ってダラダラできるというのが最高。
行った後は助産師さんが赤子を預かってくれ、ミルクやおむつ替え、泣いた時にあやすなどお世話をまかせておけるとのこと。親は銭湯に使ったり、館内のレストランで食事をしたり、休憩フロアで寝たりだらだらしたりとゆったり過ごせる。
おむつやミルクなどは用意されているので赤子用品の大きな荷物は持っていかないでよい。駅近なので電車でもいきやすいし車なら駐車場もある。助かりますね。
ただ、常設ではなく月に2回の開催で事前予約が必須なので注意。

湘南台らく産後ケア銭湯申し込みページ

当日の我々の過ごし方


産後ケアの申し込み自体は赤子と私だが、夫も一緒に銭湯利用できそうだったので車でみんなでいくことにした。当日ついて銭湯自体の受付を済ますと、次に産後ケアの受付。想像よりこじんまりしているというか、まさに銭湯の片隅を間借りしているかんじで赤子の寝床が並べられている。授乳室も簡易試着室を利用した1人用の空間。ポップアップの産後ケア空間が作られていてなるほどなと感心した。
赤子を預けると、受付でその日の排便や授乳について聞かれ、授乳の希望などを伝える。お願いすればミルクをあげてくれるが、私はこの日胸がはっていたので直接授乳にした(その場合、あらかじめ時間を決め、その時間になったら授乳に行く)。
「泣き声が聞こると気になるかもしれませんが、責任持ってお世話するので気にしないでゆっくりしてください」と言われ、非常に心強い。実際、赤子(たぶん)4名にスタッフさんが3人か4人ついていて手厚い体制に見えた。途中で様子を見た時にも、泣いている子はスタッフさんが抱っこしてあやしていて、赤子らはかなり丁寧に扱われている様子。赤子の様子は気になりつつも、お風呂に向かう。

待ちに待ったお風呂!内湯はもちろん、露天も寝湯も、サウナもある。湯に浸かって温まり、外の椅子に裸で座ってぼーーっとしていると開放感でいっぱいになる。日々夢中で振り返りもしなかったが、ここでようやくリラックスして妊娠生活や出産、新生児育児をふり返り、「自分よくやったな」とぐっときた。風呂に入りながら涙ぐんだのは初めてかもしれない。

風呂から出た後は授乳し、夫と合流して二人でご飯を食べる。久しぶりの外食、久しぶりの赤子に気をやらないでいい食事は楽しかった。普段苦痛は感じていなかったけれど、開放されてみると楽しさがあるという発見がある。その後は休憩フロアに。ソファクッションでくつろげるスペースや、カプセルホテルみたいな寝れるスペースがある。個室っぽいスペースがあるのが嬉しい。飛ばしていた夫婦の定例ミーティングをして、残り時間は一緒にだらだら。私は寝て、夫は漫画コーナーの大ダークを読んでいた。アラームがなり、気づいたら帰りの時間。一瞬で眠りに落ちていたらしい。
赤子を受け取り1日の記録を見せてもらって終了。問題なく過ごしていたようで安心する。

 

感想

 

  • まず、新生児育児中に楽しみにすることがあるというのはいいなと思った。赤子の世話は終わりがないので、どこかに小さい途中ゴールというか「これを楽しみにそれまでがんばろう」みたいなものを作っておくといい
  • サービスは、人間が見るのとセンサーを併用していたり、預かり荷物は写真で記録をとったり、災害時に落ち合う場所の案内があったり、細かいところまでしっかりしていて安心感があった。
  • 施設や風呂自体もよかった。かつては会社の休み時間にスーパー銭湯に行くくらいにはスーパー銭湯が好きで、両手の指の数以上はスーパー銭湯に行ってきたが、コスパのよい銭湯という印象。めちゃくちゃきれいだったり豪華なわけではないが、十分きれいでぼ分充実しており、その割に安い。近くにあったらめっちゃいく

    shonandaionsen-raku.jp

  • 単純にゆっくりお風呂に入ったり、寝たり、だらだらできるとすっきりする。周りに気を遣わないでよい安心した状態で家以外の場所にいられることがうれしい。
  • 小さなこと、例えば赤子がいないところでご飯を食べるとか、お腹の様子を気にしないで寝湯に寝ころぶとか、「これをしたい!」と思ってないようなことが、やってみると楽しい。妊娠前にやっていたなんでもないことができると、あ、自分ってこんなんだったなという感覚が戻ってくる。


残念というかもうちょっとうまく使えたかもなというポイントは2つあった。

 

  • なんだかんだ3回も授乳したので、タイミングを調整して1回にするとか、ミルクにするとかにしたら、さらにゆっくり過ごせただろうなと思う。これは1か月になったばかりかつうちの赤子がちょこちょこ飲むから、そしてなにより私の乳がまだ整ってなかったからというのがあり、母子によっては任せっぱなしにもできるだろう。2か月の今なら預けっぱなしでも大丈夫だと思う。
  • 助産師さんに相談できるの活用しなかったけど、もっと気軽にいろいろ聞いてみてもよかった。

全般的には使ってみてとても良かった。うちからはちょっと遠いのでしょっちゅう使うのはちょっと大変だけど、近くにあったら定期的に使いたいなと思った。もっと産後ケア銭湯が広まって、各地でこういう取り組みがなされたり、自治体の女性とか入ってもっと気軽に使えたりするようになるといいな。このサービスは(株)Rinという一人会社?で助産師さんが始めていて、応援している。この人のYoutubeもスタンスけっこうあうかんじで、妊娠中から参考にしていたので気になる人は見てみて下さい。現代的な価値観かつきらきらよりサバサバした感じで、あと字幕だけじゃなくてしゃべってくれるのでながら見やすいよ。

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