ArduinoとXivelyを使って光センサーの値を記録し始めました。
水耕栽培の改良のため、光と温度を記録したいと思って調べてみたら、
Xivelyというデータ記録サービスを使うのが簡単そうだったので、
手持ちのArduino とEthernet shieldを使って組んでみました。
簡単なので、Arduino初心者でもできるてよいです。
Xively(元々PachubeというサービスがCosmに改名、さらに改名して現在ではXivelyという名前になった)とArduinoとの連携自体は書籍「Prototyping Lab」にも出ているし、以下サイトでも解説されていますが、Xivelyになってからの日本語資料はあまりなかったので、覚え書きとして残します。*1
第6回:Arduino と Processingを接続 – 5 Cosmで計測データを共有する | yoppa org
部屋のセンサー情報をネット上にアップする | ku-make
1.いるものを準備する。
手持ちのArduinoとEthernetシールド、Cdsセンサーを用意。
ない場合にはAmazonでポチりましょう。 届いたらLEDをちかちかさせたりして遊びましょう。
2.回路を作る
ArduinoにEthernet shieldを被せてセットします。ちょっと固くてもつっこみます。
あ、突っ込む前に裏面のシールのmacアドレスをメモしておきます。
基本的にはアナログの2pinにセンサーの値を送ってやるだけの回路です。
3.Xivelyのアカウントをとる
Xively – Public Cloud for the Internet of Things
上記サイトでアカウントを取得。5つまで無料で利用できます。
下記のサイトにわかりやすく解説されています。
http://www.kumikomi.net/archives/2013/08/ca063gcc.php?page=1
4.スケッチを書く
便利なライブラリがあるので、ありがたく使わせてもらいます。
https://github.com/xively/xively_arduino
これにはhttpClientライブラリも必要なので、これもDLします。
2つをDLしてArduinoのフォルダの中の、Libraryフォルダに突っ込みます。
そして、ライブラリを追加します。(スケッチ→ライブラリを使用→Add Library)
きちんと追加できると名前が追加されます。
「”ライブラリの名前”は追加できません。」というエラーがでましたが、フォルダ名のハイフンを削除したら追加できました。
追加できたら、スケッチの例か、DatastreamUploadを開きます。
開いたら下記の赤線の場所を自分のIDに置き換えます。
①にEthernet Shieldのmacアドレスを入力(シールドの裏のシールの番号)
②XivelyのAPIキー
③チャネルの名前(自分の場合はsensor1)
④フィードのID
数桁の数字
これをコンパイルして、Arduino側に送ればできあがり。なんかまちがってるかもですがとりあえず動きます。
5.記録を見てみる
自分のXibelyのフィードを見に行ってみると、15秒ごとにデータが更新され、
しばらく待っているとグラフで推移が見られるはず。
こいつは暗いほど数値が高く、明るいほど数値が低くなります。
今後明るさ指標に直したり他のセンサを拡充させたりしたいですね。