構想
↓こういうかんじの、モジュール型の栽培器を作りたいなぁと思っている。
一つ一つが水槽みたいな感じで、それぞれ水や空気をやりとりしたりする。
できればセンサーとかカメラも仕込んで、プログラム組んで、シミュレーションしたりシミュレーションと実際の成長差異を学習したりしたい。
筐体試作
ということでとりあえず筐体を作ってみた。
いろいろと失敗はしたが、形ができると楽しいですね。
骨を3Dプリンターで作り、カットしたアクリル板を貼り合わせている。
形は菱形12面体。写真で見るとどんな形をしているのかよくわからないと思うが。
空間充填体なので隙間なく積み重ねることができる。
一応マグネットを仕込んでいて(あと凹凸を作っていて)ずれないで重なるようになっている。けっこうマグネット強力である。
作ってみての失敗点とかバージョンアップすべき点
- 3Dプリンターで出すサイズ間違えた。次回注意。あとそもそも骨をパーツに分けて出していたのだが、パーツわけないで一つで出したほうが強度的にも作りやすさ的にも良さそう
- 骨の素材を変える。弾力性により隙間がなくなることを期待して、DMMのゴムライクで出した。が、ゴムライクなんか粉を固めているんだろうか。粉が!こすれば擦るほど湧いてくる=(イコール)接着がちゃんとできない・・・。プラ系かな。アクリルがいい気はするけど高い・・・。
- 接着剤。素材によって変えなければいけないが・・・・。アクリル同士はいいけど、プラーアクリルかつ防水って何を使えばいいんだろうな。
- 目止め。やはりきっちりとした接着だけで水を漏らさないようにするのは大変そう。骨をあえて実際よりも細く作り、空白になった部分をシリコンなどでシーリングしてやるのが良さそう
- アクリルをちゃんと材料の大きさに合わせてカットする。データ作ってから最良買ったので端材をたくさん出してしまって勿体無かった。
- 凹の加工の仕方を考える。単純にレーザーカットで掘るのは時間がかかりすぎてきつい(主に金銭的に)。穴が開いていいところだったら単純にカットでもいいが・・・
- 強度がちょっと心配ではある。
- 組み立てるのが結構大変なので、骨にガイドをつけてやると良いかもしれない
- なんかちょっとごつい
今後
もう一度バージョンアップ版作る。水槽に使えるくらいのやつ。
あと、センサー、カメラ・LEDを仕込みたい。Fanもあるといーかな。アタッチメントみたいな感じである程度自由度を持ってるつけれるといいなあ。制御はArduinoでやろうと思ってたけどなんかラズパイの方がいいんだろうかみたいな気持ち。どうすっかな。
配線を骨の中に入れるとかして隠したいけど結構難易度高そう。あと配線もわざわざつなげないでも積み上げるだけで繋がるようにしたい。あーそうすると初めに組み込んどいたほうがいいのか。
あとポンプを使うかどうかが結構悩ましい。チューブ美しくないよなあ。
考えたのは水槽を上下につけ、上の水槽に栓をつけてそれを制御する。栓が空いているときは重力で水が落ちる。で、下の水槽には蛇口をつけておいて、ある程度貯まったら上の水槽に戻す。上か下を微生物そうにしてもいい。この形ならポンプなどという美しくないものを使わないで済む。うむ、悪くない。問題は上に水槽乗っけると重いことだが、どうだろうなー構造計算的なのは全然わからないな。
別バージョン
これみたいに同じ構造体を積み上げていくのではなくて、逆に充填すべき空間を先に決めてしまって、そこをランダムに、3Dボロノイみたいな感じで分割してやるのも綺麗そう。