2020ふつうの家展に行ってきた
2020年の家を体験することができる「2020ふつうの家展」に行ってきました。
主催は三井不動産レジデンシャル、面白法人カヤックやFabLab鎌倉などが協力しています。
「2020年、家はパートナーになる」がテーマで、家に人工知能が搭載されており、家事を手伝ってくれたり、家族の記憶をとっておいてくれたり、といった役割をしてくれます。
展示は「ツクル空間」「キオクスル食卓」「ツナガル窓」「オトノナル扉の」4つ。
ツアーに参加して説明を聞きながら体験する(時には家族役になったり)形式で楽しめました。
ツクル空間
キッチンという枠組みから、作るための空間としてとらえ直したのが「ツクル空間」。
家君(家AI)に「料理は何にしよう?」と話しかけると、最近食べた料理や家族の栄養状態、冷蔵庫の中身などを考慮してメニューのサジェストをしてくれます。
レシピは同じマンションの中で共有されるよう。
↓サジェストされている様子
材料や作り方も画像と音声で教えてくれます。間違えると怒られたり。
キオクスル食卓
実物大の大きさで過去の映像を投影してくれる食卓。子供の頃の家族の食卓の様子を大きくなってから再現したりできます。
↓もちろん数秒前の画像を投影することもできます。
イエファブワークショップ
「じぶんの部屋に名前を付けよう」ということでレーザーカッターで切られた文字を使ってネームプレート作り。もちろんNamakemon-Roomのプレートをつくります!
ただし、大文字しかない(そしてRだけないw)とのことで、大文字をむりやり小文字にしてプレートを作りました。
完成品がコチラ。作った後にみ作った作品とどんな部屋がほしいのかという発表をちょっとだけしたのですが、みんなおもしろかった。
感想
「ふつうの家」というだけあって、ひとつひとつのアイデアは目新しいものはなかったですが、実際生活に入り込んだ形で体験してみるとちょっとまたあたらしい感じ方がありますね。特に「これは普及しそうだ」というのと「これはないな・・・」というのをはっきり感じます。家AI(技術的に2020年でどの程度できるのかは微妙なところですが)はよいですね、それとプロジェクターによる投影による指示は応用範囲が広いなあと感じました。