ブログ書きたいなーと思いつつ、なんか書けなくなってるので、リハビリを兼ねて自慢を。
イスラエル軍格闘術クラヴマガを習いはじめた。
【備忘録】最近読んだ本
最近読んだ本。調べ物で読んでいて、ちゃんと読んでいないものもあるが、メモ。
- 作者: ルイスダートネル,東郷えりか
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/06/16
- メディア: 単行本
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- 作者: フレドリック・ブラウン,田中融二
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1982/05
- メディア: 文庫
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良かった。切なかったが、情熱というものについて考えさせられる。
- 作者: 大森清寿,小出博志
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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- 作者: フィリップ・ボール,林 大
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/09/09
- メディア: 単行本
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- 作者: 池田英男
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2010/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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食料自給率100%は可能だ 天才農業研究者のシナリオ (小学館101新書)
- 作者: 永田照喜治
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: 単行本
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「あまった食べ物」が農業を救う (PHPサイエンス・ワールド新書)
- 作者: 山田浩太
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: 新書
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- 作者: 高馬三良
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1994/01
- メディア: 新書
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- 作者: 袁珂,鈴木博
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
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ティンカリングをはじめよう ―アート、サイエンス、テクノロジーの交差点で作って遊ぶ (Make:Japan Books)
- 作者: Karen Wilkinson,Mike Petrich,金井哲夫
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: 大型本
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Maker Fare Tokyo2015に出た
MakerFaireTokyo2015に参加した。出す方で。
たぶん初めて行ったのはMake:OgakiMeeting2010だと思うのだが、 その時は電子工作なんてかけらもやっていなかったし、 出す方として立つなんて思っていなかったので、 昔よりわりかしおもくなっているのではないか人生、とか思った。
展示したのはクリーンベンチと栽培容器。 正直筐体作りに手間取って、システムは全然新しいことはできなかったのだが、 やりたいことは伝わる人には伝わったし、面白がってももらえたと思う。 けっこう写真撮っていいですか?と言って写真撮って行ってくれたのは嬉しかった。
けっこう「売ってないんですか?」とか「買いたい」という声があったので、 もうちょっとバージョンアップして誰でも作れる形にアップしたいと思う。
ちなみに今回一番後悔したのは、中学生くらいのメガネの男の子の、 「こういうのを作るには何を勉強したらいいんですか?工学ですか」 という質問に対して、「勉強しなくてもこれくらい作れるので、勉強数前に作って遊べばいいよ」って答えられなかったことですね。
自作アクアポニックス器の作り方
おうち菜園さんの「アクアポニックス交流会」に参加してきた。 ouchisaien.com
交流会ってなんじゃろ的な感じで参加。みなさんそれなりに面白そうなバックグラウンドを持ってそうだったけど、コミュニケーション能力ポイントが低い私のような人間にはその場でだーだー話すのは難しく、その後のfacebookグループに期待というかんじ。
で、モチベーションも上がったし、そういえば我がハウスのアクアポニックスについて書いていなかったなあと思ってこの記事を書く。
全体構成
棚の上の段に微生物槽(青)と水耕栽培槽(オレンジ)。微生物槽にも(なんとなくもったいなくて)植物を置いて水耕に使っているのでどちらも水耕栽培槽といえば水耕栽培槽。 間はチューブでつないでいる。取り付け位置を左ほど高くすることで、水を溢れさせずに左の微生物槽(青)から右の水耕栽培槽(オレンジ)に水が流れるようになっている。また、微生物槽の下に台を置き、水耕栽培槽と高低差をつけることでより水位を安定させている。
水槽・ポンプ
- 40cmサイズの水槽(昔使ってたやつ。)
生体はミナミヌマエビ。水温変化にも酸素不足にも強い。
ポンプは2000円くらい。 エーハイム コンパクトポンプ 600(水中用) 50HZ
小エビが産まれて巻き込まれるとかわいそうなため、排水溝用のネットと茶漉しのネットをグルーがんで貼り付けてガードを作っている。
ホース・接続部
ホースはこれ エーハイム ホース 3m (内径12mm/外径16mm)
チューブが折れ曲がって水流が止まってしまわないように、硬い針金をホースに螺旋状にぐるぐる巻いている。
- ちなみにホースの接続の時はお湯につけてやると柔らかくなってやりやすくて良い。
微生物槽
- 100均のプラスチック製のお道具箱
- ホールソーで穴を開けてパッキンをかませて上記接続パーツを突っ込んでいる
- 水槽用の底砂を使っている。これか? ピュアブラック 2L
- ネットに小分けにし(手入れが楽なため)、目詰まりを防ぐためにフィルター用の荒いスポンジで底砂を挟んでいる。
水耕槽
- 箱と接続は微生物槽と同じ。
- 発泡スチロールのフロートにプラスチックコップを、底面が水に触れるようにセット。水が減った時にカップ自体が下がるので、水位をそこまで気にしなくてもよくなる。
- カップの中にハイドロボールを入れている(炭を使っている時もある)。エアレーションをしないでもこの部分で空気に触れることで根腐れを防ぐ。
改造するとしたら
- エアーを入れていないので微生物槽にエアーを入れてやるとより分解だろう。まあ今は生体もそう多くないし安定しているのでどちらでもよい。
- えさやりを自動化する。これはやってもいいが実用と言うよりはおもしろいから。
簡易の遠心分離機を作ってみた
電動ドリルにアタッチメントをつけるだけの気軽さ。
3Dプリンター(printbotjr)で出力。データはオープンなのを拾ってきてそのまま使っているだけ。
動画も撮ってみた。
実際に使う時には、万が一(百に一くらいな感じがするが)飛び散った時のために、カバーというか、入れ物の中でやる。ただしうちの電動ドリルはしょぼいので550rpmくらいしかでない!今書きながら思ったんだけど、リューターにくっつけてやれば8000〜10000くらいは出そうなので、その方がいいかもしれない。まあ簡易的には使えそうな感じ。
ヤコウタケ栽培覚書き
光るキノコとして有名なヤコウタケ。新聞も読めるくらい明るいと聞いて興味を持っていたのだが、種菌を手に入れたので栽培を始めた。
半分はきのこ(子実体)を作るようにセットし、もう半分は株分けをし、増やすことにした。
きのこ(子実体)セット
↓で書かれているのと同様にセット。 光るキノコ「ヤコウタケ栽培キット」を買ってみた | くだらなくねんべにッ! できるだけ雑菌が入らないように、クリーンベンチで作業した。 webカメラで写真を1日5枚とるようにした(昼と夜との2回くらいでいいと思うんだけど、人がいて明るいときがあったりするので余計に撮っている)。撮った写真はGoogleDriveにアップされる。菌糸でも光るらしいので夜光ってるのが取れるといいのだけど。 また、容器内に温湿度センサーを入れてXivelyでチェックするようにした。トリガー機能を使って、暑すぎたり乾燥しすぎたりするときにはメールが来るように設定。
生育可能な温度は3℃〜32℃、最適なのは27℃ らしい。
手順メモ
- センサーのテスト、仮設置を行う
- クリーンベンチの滅菌を行う
- センサー、器具の滅菌を行う
- 入れ物にセンサーを貼り付ける
- たね菌を入れる
- 腐葉土に5ml水を含ませて入れる
- スプレーで全体を湿らせる
- 蓋を閉め、周りをテープで止める
- 窓際にセットし、直射日光が当たらないように覆う
菌糸拡大
ピートモス(水苔を砕いたやつ)8:米ぬか2で培地を作った。ヤコウタケはPH4が最適らしいのだが、ピートモスだとPH調整しなくてもそれぐらいになるらしい。含水率は70%という文献と80%というものがあったが、80%でやってみた。湿った土というより泥だろ、というくらいになった。
- 48gピートモス、12gぬか、240g水を混ぜる。
- 小型タッパーに分け、電子レンジで700W2分×2加熱し殺菌。冷ます。
- 道具やタッパーの外側をアルコール殺菌
- 冷めたらクリーンベンチ内で各容器に種となる土を上部に平らにのせ、蓋を閉める。
- 空気穴を開き、軽くラップをかけ、ラップに穴を開ける (空気穴が大きめだったため、そこからの雑菌の侵入を防ぐ措置。)
- 窓際の棚に2つ、風呂場に2つ、冷蔵庫に一つ置いた。
感想
カメラが力尽きていたので写真は撮っていないが、秤で計ってボウルに材料(土とかだけど)入れて、レンジに入れてってなんかおかし作りみたいで楽しかった。そんなに早く食べれはしないが。
参考
http://ir.lib.uec.ac.jp/infolib/user_contents/9000000581/9000000581.pdf ヤコウタケの栽培方法 - 三洋電機株式会社
お茶を作る
ぼくのかんがえるさいきょうの栽培器(モジュール型栽培器作成メモ)
構想
筐体試作
作ってみての失敗点とかバージョンアップすべき点
- 3Dプリンターで出すサイズ間違えた。次回注意。あとそもそも骨をパーツに分けて出していたのだが、パーツわけないで一つで出したほうが強度的にも作りやすさ的にも良さそう
- 骨の素材を変える。弾力性により隙間がなくなることを期待して、DMMのゴムライクで出した。が、ゴムライクなんか粉を固めているんだろうか。粉が!こすれば擦るほど湧いてくる=(イコール)接着がちゃんとできない・・・。プラ系かな。アクリルがいい気はするけど高い・・・。
- 接着剤。素材によって変えなければいけないが・・・・。アクリル同士はいいけど、プラーアクリルかつ防水って何を使えばいいんだろうな。
- 目止め。やはりきっちりとした接着だけで水を漏らさないようにするのは大変そう。骨をあえて実際よりも細く作り、空白になった部分をシリコンなどでシーリングしてやるのが良さそう
- アクリルをちゃんと材料の大きさに合わせてカットする。データ作ってから最良買ったので端材をたくさん出してしまって勿体無かった。
- 凹の加工の仕方を考える。単純にレーザーカットで掘るのは時間がかかりすぎてきつい(主に金銭的に)。穴が開いていいところだったら単純にカットでもいいが・・・
- 強度がちょっと心配ではある。
- 組み立てるのが結構大変なので、骨にガイドをつけてやると良いかもしれない
- なんかちょっとごつい
別バージョン
これみたいに同じ構造体を積み上げていくのではなくて、逆に充填すべき空間を先に決めてしまって、そこをランダムに、3Dボロノイみたいな感じで分割してやるのも綺麗そう。
電気泳動装置を自作する(バイオハッカー講座)
LODチャレンジ受賞した
屋台な実験室で、バイオアートを体験する
シロナガスクジラスイム記@スリランカ8日目
帰国の日だ。12時までホテルでゆっくりと過ごし、ローズクオーツに寄って空港へ行く予定だ。
ローズクオーツはピンク色の水晶でできた山で、頂上にブッダの像がある。どうもその石は日本ではパワーストーンとかそういった類のものらしい。森を通り岩山を登ると、岩のかけらが淡いピンク色や紫、オレンジ色を帯びている。あまり水晶に興味はなかったが、隣の山肌は綺麗だったし、山の濃緑の中に浮かぶ黄緑色、若葉の緑色ではなくもっと力強い黄緑色が美しくて、しばらくぼーっと見ていた。
興味がない様子を出しすぎたのか、「サクサク帰って行こうとしてて笑う。男の子みたいだよね。」と言われる。笑わないでくれ、と思う。
綺麗なピンクの石をいくつか探して見たものの、結局拾わずに山を下る。と、帰りに行き合った黄色とオレンジ色の服を着た聖職者が、パンをモグモグ食べながら、プレゼントだよと言って岩場にはなかったような大きな欠片をくれた。男も女も、興味があるかないかも関係なく。そのの石は持ち帰ることにした。
空港までの道すがら、やっと見つけたローカルレストランに入る。黄色いカレーのジャガイモが美味しい。
道路の修復工事のせいで渋滞が起きていてなかなか好調には進まない。工事はもう1年もやっているそうだ。いつのまにか日が落ちてくる。夕焼けと上がった砂埃のせいで、街が不自然なほど黄色く見える。まるで安っぽいサングラスをかけている時みたいで、なんだか少し気持ち悪く感じる。
結局予定の2時間遅れほどで空港に着く。まだ飛行機の出発時刻までは3時間ほどある。大丈夫。バックパッカーの日本人と私たちで幾らか話をした。神様のいる場所を巡っているという。スリランカの聖地、ギリシャ、ネパール、それからどこだったか。次はエジプトに行くのだと言っていた。家にはそれぞれで買ってきた神様の像やお札が貼ってあるのだとも。なんでそんなことをしているのかは聞かなかった(あまり私の興味をそそるタイプではなかったので)。でも、聞いておけばよかったなと思う。
そして今2時間遅れ、深夜1時出発となった飛行機を待っている。飛行機に乗って、寝て、起きれば10時間後には日本だ。
海外旅行にでるといつも帰りたいような帰りたくないような、日本の生活が日常なのか旅行が日常なのかわからくなるような、楽しいようなつまらないような気分になる。今回もそうだ。結局のところ、なにを超えることもないのだが、しかし地平線を見ることはできるし、地平線を見ていたいと思う。
シロナガスクジラスイム記@スリランカ7日目
最終日に泊まるホテルはおそらくスリランカで一番有名なホテルなのではないだろうか。バワという建築家が唯一内陸に建てたという、自然の岩と一体化した建物。そこで一晩ゆっくり過ごし、明日空港から日本に帰る。
お世話になったLotusParkHotelを出て、ホテルに行く途中にシーギリアロックに寄る。昔々、父親を殺しその地位を得た国王が、弟に地位を略奪されることを恐れて高い高い岩の上に宮殿を設けた場所。スリランカの二大観光地の一つだ。ひたすらにレンガで積まれた階段を上がる。岩を上がっていく部分は金属の階段が頼りない感じで岩にへばりついている。ちょっと恐ろしい。途中で引き返す人もいる。こんなところに宮殿があれば、確かに攻めにくそうだが、食料などは下から運んできていたのだろうか。きっと命を落とした人もいるんだろうなぁなどと思う。頂上に登ると昔宮殿だったのであろう、レンガの名残が広がっている。360度、スリランカの緑と広がる湿地を一望する。
敷地内の広場には、社会化見学だろうか、白い制服を着たスリランカの子供達が沢山いる。コーヒー色の肌に白い服が映える。地元の人だろうか、裸足に美しいサリーを着た老婆がにこやかに歩いている。膝は運動不足でふらつき、体は汗だくだったけれども、爽やかな気分になった。
そこからまた車で移動する。運転手さんがなんども車を止めては、道にいる子供やすれ違う車、近くの店の人に、ヘリタンスへはどっちだ?と聞いている(様子な)のが面白かった。すれ違うクルマが停まってくれるのが親切だなと思う。一時間ほど走ると、お待ちかねのホテルだ。保護区の中にあるらしく、ゲートをくぐってからさらに10分ほど走る。緑色のと黒の四角っぽい印象の建物が見える。植物が垂れ下がって、緑に覆われている。着くとホテルの女性が出迎えてくれ、スリランカの国の花、蓮を渡してくれる。エントランスを抜ける廊下の片面は自然の岩そのものだ。ウェルカムドリンクを飲んでゆっくりしながら手続きをすませると、簡単な建物の案内を聞きながら部屋へ。ホテルは大きな岩(小さな山?)を取り囲むように弧を描いた形になっている。真ん中にレストランやラウンジ、バースペースがあり、端に向かう辺が客室になっている。片方の端から片方の端までは約1km。プールは三つ。一つのプールは自然の石を利用したものだ。天井が高い。
部屋も美しい。黒と木の茶色を基調にしたシックな作り。こんな部屋に住んでみたいなと思う、写真集の中にそのまま載っていそうな感じ。バスタブの向こうは一面ガラス張りだ。湖が見下ろせる。一瞬「丸見えじゃん!」と思うが、あちらから見える距離に人などいないのだ。部屋も同様。テラスの一面のガラス窓の前に真っ裸で立っても誰も見ない。部屋が気に入ったので、基本的に部屋にこもることにする。おそらく他の旅行者が置いていったのであろう日本語の小説が書庫にあった。扉。バスタブに浸かりながらひたすら読む。そのまま真っ裸で広いベットに寝っ転がりながら、ひたすら読む。
昼ごはんのビュッフェが美味しくたくさん食べてしまったので、晩御飯はテラスで軽くとることにする。ワインを飲む。同行者はソフトドリンクを飲んでいたのだが、そのうちに持ち込みのお菓子と日本酒を広げ始めた。持ち込みとか普通なら怒られるだろうに、ある若いボーイさんが、他のボーイさんに「オレはしらねーぞ!」と言われながらも氷を入れてくれたりして優しい。周囲に対して恥ずかしい気持ちになりながらさらに止めるとは言わないまでもその輪から抜け出すことができなかった自分を恥じる気持ちになる。やってくにはそのくらい気にしないでやる図太い心持ちの方がいいのだとも思いつつ、どうにも恥ずかしい。
どうにも落ち着いた気分になれず、結局2時くらいまで小説の続きを読んですごした。