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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

未来と芸術展、ファーマトリーっぽかった

 

 

東京は六本木の森美術館でこんな展示がやってて、行ってきた。

結構分野が広く展示も多かった。前半は都市や建築に、後半はバイオやテクノロジーの発展をテーマに社会に疑問を投げかける系のアート作品という感じ。展示物としては後半の方が作り込まれておりよかったと思う。

が、自分は特に興味分野が実用よりなので前半の方がおもしろかった。数年前から気になっていたキノコの建築資材の実物みれたりとかテンション上がった。できれば持ち上げたかったが。

ファーマトリーについて最近自分の頭の中を人に説明する必要を感じていたのだが、わりと「これ見に行っといて」で(もちろん人によってうけとるものは違うだろうが)けっこう前提が揃うというか、なんだろうな、方向性をインストールできそうな感じを受けた。まぁコンセプトに寄り過ぎていて実物はしょぼかったりパネルだけかよ!とかもあり「絶対にいいぞ!」とは言いにくさはあるのだが、でも見に行ってほしい。

そもそもテーマが未来だから、むしろまだふわっとしているものが展示されてること自体が意味なのかもなとかも思うし、なんだろう、興味がなく自分がやらないにしろ薄く知っておくとよい、料理の仕方みたいな内容。森美術館の展示でさえこのレベルなのを考えると、こういうことコンセプトを実用的に、ミニマムなDIYでやってくFarmtory-labというのはなかなかおもしろい、意味ある活動かもしれない。まだまだおもしろいところまで届けてはいないのでやっていかねばだけど。

 

メモとして特にFarmtoryっぽい写真を上げておく。