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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

色の天国、チリのバルパライソに行った

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Valparaíso。天国の谷を意味するその町は実際には、貧しい家が丘へ追いやられ無秩序に立ち並んだ家々が迷路を形作る町で、治安も良くはないのだけど、しかし確かにその南米らしい明るい色で埋め尽くされた家々が形作る丘はまるで絵本やアニメの世界のようだった。行ってよかった。


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サンティアゴの旧市街から2時間ほどバスに乗っているとバルパライソに着く。前日に、サンティアゴにも飽きたなと思って近くの観光地をググっていたら発見したのだ。世界遺産にも登録された町で、カラフルな家々とグラフティで有名らしい。
バスの到着地点の案内所でもらった地図を頼りに、迷いながら歩いた。

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家々のカラフルさと、高低差が楽しい。なにかの記事に「ジブリに出てきそう」と書いてあったが言われてみればそうかもしれない。

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宿もレストランも普通の家も会談もたまに地面も彩られている。これはすこし南米っぽい。


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街全体としては、なんとなくお菓子っぽい色が多いなと感じる。実際のお菓子というより、小さい時の絵本に出てきたお菓子の色。すみれ色とか。


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そしてカラフルなだけじゃなくグラフティがすごい。特に丘のあたりは青空美術館といわれるエリアでところ狭しと絵が描かれている。


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写真なんて全く撮りきれない。

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ちなみに高低差が激しいので、アレンソールという、エレベーターのような列車のようなもので移動できる。降りる時にチリ人のおじさんに「日本人?」と話しかけられ、話してみると日系3世?とのこと!おじさんが「サヨーナラ」私が「チャオ!」と言って別れて楽しかった。

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もう一つ印象的なのが野良犬。たくさんいて不安だったが、だいたいだらけているだけでこちらにピクリとも反応しないようなのが多かった。

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こんなかんじで。

私は半日くらいで行ったが、泊まって1日しっかりみても楽しめそうな感じだった。でも、半日でも行く価値はあるので、サンティアゴまでいったらぜひ足を伸ばしてみるといいと思う。昼間歩くぶんには私は特に危険は感じなかったが、特に丘の方は治安がわるいらしい。


行き方はこのサイトを参考にした。

kouhei-elmundo.com

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ちなみに港側はあまり見なかったが港町なんである。海産物が名物らしい。レストランもあるし、特に丘の上には観光客用のちょっといいレストランがあるのでワインを傾けながら街を眺めて海の幸を食べる、というのが最高そうだ。(してない)

 

 

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