willist

ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

Fabacademy受講日記 mold &casting

日記をかけていなかったのでだいぶん前のことになるけど、思い出しながら書いておく。

 

この週は型をつくる会。同じものを何個も作るのによくて、ちょっとしたものを作って売るとかの時なんか、100個とかだったら外注して金型作らず、自分で型作って自家製量産するとだいぶ安上がり。一回型を作ってしまえばあとは速い。3Dプリンターとか比べ物にならない。また、切削して型を作ることで3Dプリントよりきれいな表面のものを作れる。あと食品用のシリコンを使えばチョコやアメなど食べる系も作れる。

 

やってみたら意外に簡単にできるしパカッと外した瞬間の感動があって良い。

 

この週は東京に行く予定があり急いで終わらせねばならなかったのでアリモノを使って省力化してやった。

 

ポリゴンのライオンの頭のプッシュピン。


f:id:interestor:20170518111642j:image

 

左から型の型(ワックスを切削)、型(シリコン)、出来上がり(ウレタン)。詳しい工程が見たい人はここのドキュメントを見てください。
f:id:interestor:20170518111801j:image

 

ちなみにこのライオンの頭(目を入れてやんないとわかんないね)は別件でモデリングしたんだけど使わなかったものを再利用した。

 

ドキュメントにはモデリングについては書いていないので、ここでさらっと書いておく。

Sculptrisでざっくりライオンの頭を作る。粘土みたいで楽しい。

f:id:interestor:20170520180001p:plain

Meshmixerでポリゴンを減らしていく。自動で減らすのはFusion360でもBlenderでもできるのだが、ちまちま細かい調整ができるのでMeshmixerが私は好きだ。

f:id:interestor:20170520180526p:plain

で、Blenderで頂点の位置を微調整してかっこよくする。

f:id:interestor:20170520181447p:plain

 

 

ドキュメントはここ試験的に日本語と英語に対応してみた。右下のガジェットから切り替えられるよ。