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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

ZOOM飲みは「調べ飲み」と「リアルタイム共同編集議事録」で4倍おもしろかった

飲み会あまり得意ではないんだけど、この前やったZOOM飲みがとても楽しかった。ふつうの、というかいつもの飲み会と違ったのは2つ。「テーマについて調べながら」「リアルタイムで議事録をみんなで書きつつ」飲んだところ。よかったのでおすすめしたい。テーマで倍、議事録で倍の4倍で適当です。

 

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MTGの癖でついつい議事録を作ってしまう

今回のテーマは「おもしろ物件」でした。家が更新になるので引っ越し予定で、ラボ的に使えつつ住める、みたいな物件をさがしながら飲もうということに。

ところで飲み会、飲み会苦手民的には「何の話をすりゃいいねん」というのがある。テーマが決まっているとあれやこれや考えないで済むので謎のプレッシャーがない。

また、ZOOM飲みのいい点として、調べながら話がしやすいというのがある。リラックスした会話の面白いところは話題がどんどん繋がって行くところだと思うが、逆に話題が行き詰って沈黙が訪れると地獄だ。その点テーマについてネットで調べながらだと「こんな知らないことを見つけたよ!」というので話が広がるし盛り上がる。自分の小さい引き出しから必死でおもしろいネタを探し回らないでも広大なネットの情報からネタを探せるのだ。ネットで探した話は一般的というか、過度に個人的な話ではないので、テレビとかYoutubeとか見ながら「へぇ〜〜」って盛り上がるかんじで盛り上がりやすい。なので話し手でありながら観客的に盛り上がれるというか、うまく言語化できなかったがまぁなんというか、楽だなぁという印象がある。

 

 今回は「この物件どうなってるかわからん!!」「家の他に小屋が2つついてるのおかしくない?」「動力ってなに?」「(地図を見ながら)めっちゃきんじょ!」

などなど会話していた。

 

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一番に出てくるのが小屋。探していくと家の間取りがでてくる(逆では)。



さて、議事録について。ZOOM飲みの場合同時に人が喋れないので、多人数の場合特定の人だけがずっと喋べってしまいがち。それでたのしければいいけど聞いてる時間が長すぎると「つまんなかった」って感想になりやすい気がする。今回その辺がリアルタイム議事録の編集で意外に解消されたかなとおもっている。

 

使ったのはScrapBox。書く人を決めて一人が書くのではなく、みんなでそれぞれに書き込む。しゃべっている人の話を書き留めたり、コメントを書いたり、補足情報をや画像を張り付けたり。

 

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これのいいところは、他の人がしゃべっている時に聞きながら、コメント書いたりとかで参加できる点。テキスト側で盛り上がって会話が広がることもあれば、ビデオ側もそのコメントを拾って「これどういうこと〜」とか会話を振ったり回しやすい。飲み会で隣の卓では別の会話していて、でも盛り上がったら他の人も入ってきてその話をし始めるような感じ。一か所でなくて複数個所で話題を作れる点と、常に参加(テキストでの発話)ができるのがよい

 

他にもこんないいところがあった。

 

・途中から合流した人も、どんな話をしていたかわかる。

・会話が展開したのちに行き詰ったときにメインストリームに戻りやすい。

 ・いろんな人がいろんな調べ方をするので自分だけでは見つけられなかったようなものが見つかる。それがアーカイブできる。

・面白い話を忘れない。飲み会、面白い話があってもすぐ忘れてしまうが、翌日とかに読んでにやにやすることができる。

・飲み会に出てない人もどんなことが話されていたか知ることができる。

 

まとめていうと議事録、お得さがある

 

というわけで ZOOM飲み一時期に比べると下火になりつつあるらしいが、「テーマについて調べながら」「リアルタイムで議事録をみんなで書きながら」やるとおもしろいので、まだまだやろう!ZOOM飲み会!