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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

カッティングプロッタとシルクスクリーン印刷でオリジナルTシャツを作って「うどんに合うトッピング選手権」の景品にした

先日『とみーちゃんの打ったうどんを食べる会』というのをやった。

「うどんにあうトッピング選手権」をやろう!ということになり、「じゃぁ優勝賞品作ろうぜ!」というノリでTシャツを作った。

 

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シルクスクリーン印刷とは

シルク印刷はシルクスクリーン印刷とも呼ばれ、昔は版がシルク(絹)で作られていたことが由来となっています。
転写させるのではなく、印刷物にインキを落とし乗せていく印刷方法です。この名の通り、版にはシルクの絹目のような大小の穴が空いており、版を作成していく際、インキを通さない穴を乳剤で塞ぐことでデザインを描いていきます。デザイン部分のみ浸透するようになるので、その穴からインキをヘラで押し出すことで印刷物に印刷されます。  また、2色使用したい場合は版が2つ必要となるなど、色の数に応じて版を作成する必要があります。

インキを乗せる手法のため、紙や布はもちろんのこと、ガラス、金属、プラスチックなどへも印刷が可能です

https://www.shinkohsha.co.jp/processing/silkscreen/

大量生産のTシャツの多くはこの方法で作られている。たくさん作る場合、色数が少ない場合に向いている。自分でオリジナルTシャツを作るには他には昇華印刷やアイロンプリントなどがあるが、質感がいい(あとやりたかった)のでシルクスクリーン印刷にした。

イラストを用意する

今回は自作キーボード界隈でかわいい絵をたくさん描いていて、かつ主催であるところのとみーちゃんを書くことにに安心感のある@riv_mkにイラストをお願いした。気軽にお願いしたら思ったよりすごいいい感じのものが帰ってきて恐縮。かわいい。

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by@riv_mk
 

マスクを作る

版を作るため、インクが通らないところ(上のイラストで言うと白い部分)をマスクするためのシールを作る。カッティングプロッタを使って切ると正確にできる。うちではシルエットカメオ↓(これより古いやつ)を使っている。

カッティングシート(シールのシート)をセットする

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切って余分な部分を剥がすとこんな感じになる。これはテスト。

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テストでわりとうまくいったので油断していたら失敗して、線がぶれてしまった。

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もう一回やっても失敗。うどんを打ちながら分裂する猫。

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同にも調子が悪いので突貫でカッティングプロッタを修理する。レジンでパーツを接着して壊れたパーツを復活させる。

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修理後は難なくきれいにカットできた。

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版を作る

版づくり。インクを透過させるスクリーンが必要になる。今回はこのシルクスクリーンセットを使う。カッティングシートと同じ役割をするシート(切るのに失敗したので使わなかった)など、インク以外の必要なものがついていてわりとお安い。

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これ

 これにさっきのシートをはる。転写用のシート、もしくはマスキングテープをシートに貼り、それを版にくっつけたら転写シート(マスキング)を剥がすようにするとずれない。他の部分もマスキングカバーすれば出来上がり。お手軽。

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テスト印刷

シルクスクリーン用のインクを使ってまずはいらないTシャツに印刷してみる。

端にインクを載せて...

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スクイージを均等な力で版の上を滑らし

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グーーーーっと!

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汚さないように気を付けて版を剥がせばできあがり。ちょっとかすれたがいいかんじ!

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本番印刷・できあがり

本番も同じように印刷。違う日にやったんだけど、版を洗っておけばいつでもまた使える。カスレは力が弱かったのでは?ということで力を込めてやるようにしたら、きれいに印刷できるようになった。

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 非常に良いですね。

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これをうどん会で商品にしたのだが大変良かった(優勝はいくらでした)。これはうどんを打つ様子。

 

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おまけ

ちなみに失敗したシールを重ね合わせたらかっこよくなったのでグリッジうどんねこステッカーにしました

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