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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

廃棄物にしないプロジェクト展行ってきた

廃棄物にしないプロジェクト展に行ってきた。 産業廃棄物業者のナカダイは普通だと「ゴミ」として処理するものを、「マテリアル」と位置づけ直すという取り組みをしている。普段からショールームやHPで普通には手に入らないようなマテリアルを販売しているが、今回展覧会をするということで、前橋のナカダイの工場に行ってきた。

外観はこんな感じで、看板も液体運搬容器。外にあるものは大きいものが多い。これらは主に運搬容器なのだが、ばらばらのものが集まりがちな産業廃棄物にあって同じものが安定して手に入るということで、活躍を期待されている材料らしい。

他にも様々な材料が展示されている。これは大量のシートベルト。エアバックの布やコーピーの袋、その他なんだかワクワクするものたち。

マテリアルライブラリーというコーナーでは個人でも簡単にこれらの廃棄物を量り売りで買えるようになっている。何に使えるかなと思いながらみるのが楽しい。

珍しいものも。たとえば信号機。身近でみると圧倒的にでかい。ここで展示されているものは買うこともできる。たとえば年代物のカミソリ販売機には「売約済み」の張り紙が貼ってあった。この信号機もおそらく買える(値段は聞かなかった。聞いてみればよかったな。)

そして展覧会ではマテリアルそのままだけではなく、それを使って作った作品も展示販売されている。これはおしゃれなテーブルセットやな、と思ったら・・

小学校の跳び箱を再利用して作られている。

これはLANケーブルをネットのようにした材料を固めているもの。

このLANケーブルをマット状にしたものは見た目的にも面白い材料。これをがっつり使った店舗というのも存在するらしい。

もちろんいろんな説明も。

なんか綺麗だったもの。

他にもたくさんの作品が展示されていた。量り売りのためか、ある程度大きいものだと「新品の方が安い」となってしまう所はあり、そこは難しさがあるなぁと感じたし、お目当てとしていた屋上の菜園に使える大きめのなにかは見つからなかったのは残念だったが、まぁ面白かった。品川のショールームはより行きやすく、観れるマテリアルは大きく変わらないのでおすすめです。