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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

素敵な生活 #1

正直、これを知り合いが見ているこのブログに載せるのはとても恥ずかしいんだけど、どうにも進めるのが苦手なもので、ポエムを書いて、ブログ文駆動行動をしていこうと思っているので、赤面しながら公開する。

-------ポエムはじまり------ f:id:interestor:20171111135000j:plain

朝起きたら、太陽を見がてら色とりどりの野菜を収穫する。

収穫のついでに機械と作物の様子を見たが、異常なし。

採った野菜でサラダを作り、いつものポテトのパンケーキで朝ごはん。今朝は鶏が卵を産んでいたのでスクランブルエッグ付き。

今日は家で仕事の日だ。作業部屋に入ると、画面越しにもう仕事をしている人がいるのが見える。ゆきさんかな?挨拶をして、仕事を始める。15時にはキリをつけて仕事終了。生活費が低いので、仕事量を抑えめにしてもなんとか暮らしていけることもあって、仕事は15時までと決めてやっている。でも、仕事を選んで引き受けざるをえなくなったせい、それに余った時間で新しい技術を勉強していたせいもあって、単価の高い仕事が多くなってきていて、なんだかんだ会社でフルタイムで働いていた時より収入はいい。

夕方まで何をしようか、今日は服を新調しようかな。ネットで服のモデルを探すが、まだまだモデルが少なくてなかなかいいのが見つからない。結局前と同じニットのワンピースに、ポケットとボーダー柄のテクスチャを貼り付けて、自分でモデルを作った。少し太ったのでちょっとサイズは大きめに…。作ったモデルデータをニッティングマシンに送り、白と紺の毛糸をセットしてやったら、あとは寝る前には新しいワンピースができているはずだ。

なかなかモデルが増えないな、と思いながらニットモデルデータの投稿サイトで、ワンピースモデルのブランチを切って、さっきのモデルをマージさせる。この投稿サイトは私が作ったのだが利用者が増えない。まぁデザインはハリボテだし、昨日はちょっと難しい。そもそもニットのモデルデータを作る人を増やさねば…なんて考えていたらSNSメッセージがとんできた。

アクアポニックスの植物育成プランターのバージョンアップモデルができたようだ。アクアポニックスはオープンソースのプロジェクトとしてやっていて、イギリスのコントリビューターが提案してきている。これまでの収穫データを解析してみたところ、内部の水の対流が重要であることが、データ解析をしてくれているインドのコントリビューターのおかげでわかっていたのだが、その理想的な対流を自然に作れる形のプランターにしたらしい。すごい!早速明日これを3Dプリンターで出力して実験して見て、結果が良ければコンポジットで10個くらい作ろう。興奮した気持ちで外を見たらもう暗くなりかけている。

夜ご飯のメインは昨日収穫した魚のムニエル。シェアハメイトの住人が持ち寄った酒をみんなで飲みながらごはん。映画やアニメの話をしたり、webサービスの話をしたり。ニットモデルの共有サイトについてもいいアドバイスをもらえてよかった。今日も楽しかったなと思いながら、読書をしながらおふとんへ。明日は菜園の見学&食事会だ。またこのプロジェクトに参加してくれる人が増えるといいなぁと思いながら眠りについた。


こういう生活が今の理想形で。調子が良すぎる?ちょっとカッコつけすぎ?

そうだね!!!!でもさーしょうがないの、そういう風に育っちゃったの!デイビッド・ブリンのSFと村上春樹と諸々の小説のせい!もちろん火星の人は大好きだよ!

で、ですね。この生活は、以下のような要素を想定してる。

  • 1.ある程度オートメーション化された菜園(土耕・水耕・アクアポニックス)と養殖(アクアポニックス)、養鶏などによる食べ物の(一部)自給
  • 2.フリーランスやオウンドビジネスによる自由度の高い勤務
  • 3.デジタルデータによって制御されるものつくり機材による、衣料や家庭用雑貨、栽培機器の(一部)自給
  • 4.オープンソースのプロジェクトによる機器やノウハウ、データの改良による効率化・高品質化
  • 5.シェアハウスによる使用可能面積の確保(低価格化)と人との交流
  • 6.メディアとしての場の活用とそれによるプロジェクトの広がり

でまぁ見た通りそれぞれの要素(子要素)はすでに(完全にではなくとも)様々なところで実現されている。 ので、まぁ実際実現できるかわからんけど、やっていきたい。

去年からシェアハウスに住み始め、今年は主にここを拠点にするつもりなので、5についてはぼちぼち実現している。春までに屋上を利用して1をやれるようにしたくて、それを作るためにも3で使うようなデジタル機材を揃えようと思っているところ。ただ、費用をどうしていくか、とか、器具と菜園全体のデザインどうやったらいいかんじになるんだ?とか、いろいろと現実的に越えていかねばならないことがいろいろあり、ウロウロしているところ。

とりあえず3Dプリンターとか買える範囲のものを揃えていこう。次、検討するぞ。