実家、というか祖父の家に行ったのだが、祖母が亡くなってお茶の木が放置されていた。
朝起きて暇だったのでウロウロしていると、濃緑の葉とは明らかに違う黄緑色の葉がニョキニョキと生えていた。一芯二葉、丸まって尖った一番先の部分と、そこから下のは二枚を摘む。柔らかい部分であれば別にそうでなくてもいいが、一般的には先っぽに近いものだけ集めたやつほど高級なお茶とされている。
ボールに半分ちょっとだろうか。
お茶を軽く刻み、ホットプレートを140度くらいに温め、できるだけ平らにして投下。
常にひっくり返してやり、ちょっとしんなりしてきたら手でもんでやり、またホットプレートにのせて水分を飛ばす。というのを繰り返す。
ほぼほぼ水分がなくなったら新聞紙に開け、日陰で乾燥させてやる。表面がちょっと白っぽくなったらいい感じ。
普通のお茶より薄めなので多めに茶葉を入れてやって飲む。
爽やか、かつ苦い。若干青臭い感じがばぁちゃんの味っぽい感じ。
所要時間1時間くらいだろうか、いい季節行事な気がする。