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セリグマンの犬の脱出―escape of Seligman's DOG―

船底塗装をしてきた

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3月の三連休で実家に帰り、船底塗装の手伝いをしてきた。
船を浮かべおくとどうしても貝などの生物が付着してしまうため、定期的に船の底の掃除と船底の塗装を行う必要がある。その作業を手伝って来た。


まず船を陸にあげる。クレーンであげるのだが、この日はかなりの強風。あげる場所に持ってくるのだけでも他の船にぶつかりそうになるはにぶつかりそうになるはで大変だった。手前にいるのは父。

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船底にはフジツボのような貝やホヤなどが着いている。今回はまだ着いていない方。

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アップで見るとホヤの幼生がたくさん着いている。中に線虫がいるものが多い。他にも気持ち悪い系の軟体動物がたくさんいる。

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乾かないうちに、こいつらをこそげ落とす。スクレイパーでこするとわりとサクサクと落ちていく。
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その後残った貝や全体に着いた藻類を高圧洗浄機で落として行く。この高圧洗浄機、油断すると上半身が吹き飛ばされるくらい強い。
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ここまでで一旦終了。乾くまで待ちます。

次の日。塗装を削る作業。ランダムサンダーで古い塗装を落とし、ゲルコートの直前までの状態にします。
これが疲れる!手を上げっぱなしの状態での作業で筋肉痛になってしまいました。それと、塗料の粉で全身青色に。下のような装備でやってたのですが、それでも顔はデスラー総統のように。
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通常であれば、塗料落としを全部やって新しい塗料を塗って終わり。ただし、今回船底にひびがはいっていたため、補修も行います。


ひびのまわりをグラインダーで削ります。

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削ってみると白っぽくてボソボソした状態の部分が。これは船体を作っているFRP樹脂に水が浸食して劣化した状態。オズモシスという。オズモシスは本当は全部削って、劣化していない部分(下の写真でいうとピンクっぽいところ)だけが残るようにしないといけないのですが、思いの外広い範囲に広がっていたため、作業時間を考慮し、今回はある程度の範囲までの補修でとどめることに。

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穴をFRPで埋めてやります。FRPとは強化繊維プラスチック、つまりガラス繊維が入ったプラスチックです。

下のシートがガラス繊維のシート。

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穴の大きさにあわせてシートをカット。端っこをほぐしてやると馴染みやすくなるため、もんでやります。

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こちらが樹脂側。硬化剤を入れて使います。

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だすとこんなかんじ。どろどろっとしてます。硬化剤を入れると、でろんでろんになります。
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塗ってやって、ガラス繊維シートを貼り付けます。

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こんなかんじ
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樹脂を塗り込んでやります。空気が入らないように、真ん中からちょっと叩いてやるかんじ。専用のローラーもありますが、硬めの刷毛でけっこういいかんじでした。

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樹脂が染みると白っぽさがなくなります。
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この作業を重ねること八回!だんだん大きめのシートを貼ってやることで、穴が埋まって来ます。

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こんな感じで今日終了。
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あとは軽く研磨し、ゲルコートを塗って塗装すれば終わり。今回は時間不足でそこまでは参加できず!

来年はやるぞー