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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

クリスマス会のバージョンアップ

クリスマス会をやった。

で、今年初めてやったこととして、空き部屋を音楽部屋にしてギター弾いてもらったり、DJしてもらうというのをやってですね。

 

まぁシェアハウスといっても普通にファミリー用くらいの間取りで、音楽室にしたのも、和室、しかも今時床の間とかある和室なんだけれども、その床の間にDJに立ってもらって。

 

せっかくならパーティー感出したいなと思って、前日に光る焼酎とか光るウォッカを作った。

 

 

※一応ログはこちら

あと、部屋がビカビカ光った方がいいかなーと思ったんだけどそういう照明とかミラーボールがうちにはなかったので、プロジェクタでなんとかしようと思って、設置したり、ビカビカする感じの物をProccesingで作ったりした。

 

※ログです。ログ教信者なので。

なんか、作ろうと思ったものよりかは低レベルのものしかできないんだけど、でも、思い立ってちょちょっとこういう感じのものが作れるようになったのは良かったなー、いつの間にそんなことできるようになったんだろうなーって誇らしい気持ちになるし、なによりそういうことができると生活の楽しさとか楽しみ方が変わるよなーって思った。そもそも友達がDJしてくれるってだけでもさ。たぶん数年前には(原理的にはできたが自分が)できなかったので、より楽しい生活になっている感じで、いい。

 

人を呼んでご飯を出して酒を飲んでというのだけで楽しめなくなってきたので、もっと人間をごちゃごちゃにかき混ぜてみたり、おもしろコンテンツを吐き出させたりというのを次回はやっていきたいですね。

 

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原始的な喜びを重視するので音楽と光は好きです。



 

 

 

 

 

farmtory一問一答

アドベントカレンダーが埋まらないので穴埋めで書いてみました。が、やってみたところ意外にfarmtoryへの私の考えを伝えるのによいものになった気がします。これは現時点の考えなのでいくらでも変わると思いますが、現時点ではこんな風に考えています。

 

一問一答方式(自作自演)です。

 

  • 自給自足なら、田舎でやったほうがいいのでは?

  土地コストの安い田舎で行うのは確かに魅力的です。田舎でもやってみたい気持ちはあります。ただ、今田舎でやらない理由は2つあります。

 一つは、「田舎でしかできない」のでは意味がないとまでは言いませんが、弱いと思うからです。その生活を送ることに一番の優先度をおいていなければできないものではなく、原理的には誰にでもできるものであることに意味があると思っています。例えば歌手になりたい人は田舎に住むよりは都会に住むほうが圧倒的に有利でしょう。そういう人でも(むしろそういう人こそ)farmtory的生活をおくることができるのが理想です。人口減少に伴い、都市と田舎の利便性や福祉、人間関係や機会の格差はより多くなるでしょう。都市の重要性がますます増す少し未来の生活モデルとして、その舞台に都市という場所を選択しています。

 もう一つは、farmtory-labには単なる実験所という側面だけでなく、モデルハウス的側面やメディア的な側面が必要だと思っているからです。farmtoryは、イメージはあるものの、まだまだ作り始めたばかり。作り上げるためには多くの知識や人やもの、人々の協力が必要でしょう。実現をするために、そしてそれを加速するために多くの人と関わりが必要で、それには都市が有利だと考えているからです。

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藻のフェルトを作る 〜マテリアルワーキング①〜

これはfarmtory AdventCalender 5日目の記事です。

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Algae grown in aquarium.

身に付けるものを作る、なかには、『素材を作る』というというパートがある。試みとして、藻を使ったフェルトを作ってみた。

 

ニードルを使って、繊維を絡め合わせた。感触は普通のフェルトより硬め。湿っぽい環境ではフェルトのようだが、乾きすぎると、フェルトと紙の間ような質感になる。鼻をつけて嗅ぐと、かすかに藻の香りがする。服にはむかなさそうだが、バッグなどにはおもしろい素材かもしれない。

 

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衣服や身に付けるためのものの、新たな素材を作るという取り組みはいつもおもしろい。特に個人的には生物を使ったFAB的な素材作りに注目している。古来からの動物の皮を使う方法に変えて、菌やフルーツ、魚を使ったレザーなどが作られている。下の写真のジャケットは紅茶キノコ(Kombcha)を使って作られたレザーだし、その下は見ての通り魚の皮だ。

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farmtoryでは生活に必要なものを栽培しようとしている。それは素材もだ。さらに、食料などを栽培するときに出る副次的なものから作れればなお良い。新たな素材や新たな作り方についても考えたり作ったりしていきたい。その一つとして、今回は藻の活用、フェルトを作ってみた。

他の栽培廃棄物を使った素材や、上で挙げたようなバイオ的な素材についてもおいおいトライしてみたい。

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必要な食料を省スペースで作る試算ポエム①

farmtoryでは食料をある程度自給できるようになるというのが一つの目標です。でも、それって現状のスペースでそもそも可能なの?っていうか電気とか水とか使いまくれるなら、どれくらいの面積(体積)で人間って暮らせるの?というのを計算すべく、いろいろと調べてみました。きちんと書こうとしたら行き詰ったので、謎世界での謎会話形式です。

 

これはfarmtory Advent Clenderの二日目の記事です。

 

…昼飯は確保されるわけだ。でも、あんな昼飯だけではすぐに骨と皮になってしまう。他に人間が食べられそうなものはなかった。このスペースでできる限りの食べ物を生み出さなければ、そのうち飢え死にしてしまうだろう。

 

「ねぇジャービス、ここの広さは?」情報補助用人工アシスタントに尋ねる。『縦約4.5m、横約3.8m、面積は約17平方メートルです。』思ったよりも狭い。必要によっては、もうひとつユニットを開拓しないといけないかもしれない。

 

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MakerFaireTaipei2018 に出展した

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台湾で行わるメイカーフェア、11/2-4のMakerFaireTaipei2018に出展した。海外のメーカーフェアは行くのも初。ついでに台湾も初。

 

もともと前回の台湾のメーカーフェアに行った人から「おもしろかった」と聞いていたので、見には行くつもりだった。さらに今やっている活動farmtoryでメイカーフェア出したいという声があり、じゃぁ台北で出展するかということになった。

 

出展申し込みのビデオ作ったり、出展物を作っているうちにあっという間に台湾へ行く日に。本当は移動した日に下見をしようと思っていたのだけど、空港からの移動に意外に時間を食ってしまって、会場に行ったのは11/2に。あいにくの雨。

 

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場所は台北の華山1914というスペース。古い工場などの建物をリノベーションして、雑貨屋さんやカフェが並ぶおしゃれなかんじ。外の広場では別の音楽祭がやっているし、ここでメイカーフェアできるのは羨ましいなーと感じた。

 

 

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展示はいくつかの建物と外に分かれており、我々はこの建物の中。蔦に覆われていてかっこいい。

 

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で、中に入るとどどんと恐竜が。この日は午前中準備で、午後プレス&学生デーのため、けっこうがらがら。ゆるゆると設営できてよかった。

 

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我々のブースはこんな感じ。farmtory-labのメンバーが作った、生活に関わるものを色々と展示。日本やその他海外からの出展者がまとめられているエリアで、日本人も多く心強い。

 

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ヤクの毛刈り祭り

ブログ名、というかサブタイトル部分を変更した。いやまぁ世界のほぼすべての人にとってはどうでもいいことだし、このブログを読んでいくれている貴重な人間だって、言われなければたぶん気が付かないくらいのことだ。まぁでもちょっと思うところがあって、前の『セリグマンの犬の脱出』から『ヤクの毛刈り祭り』に。ネコ目イヌ科犬属から鯨偶蹄目ウシ科ウシ属へ(犬ってネコ目なんだって、知ってた?)。

 

で、ヤクってなんだっけ?という人もいると思うので一応書いておくと、角がでかくて毛が長い牛です。で、このヤクの毛刈り祭りというのがネパールで行われていたそうだ。以下抜粋(太字は筆者)。

 

彼らにとってヤクは欠かせない家畜だ。乳はギーやヤクバターとして食用や灯火に使われ、険しい山中の荷運びの力になり、そしてその毛は絨毯や衣類、クッションの詰め物の原料として取引され、貴重な現金収入となる。ヤクとともに彼らの生活はあった。


その名残を留めるのがヤクの毛刈り祭り(Yak shaving festival)だ。10月の満月の前後に行われる祭りは、現在では屋台で振舞われる食べ物とバンド演奏やダンスが行われる小さな舞台がメインで、初めていった人間にはヤクに関連するお祭りだとは気が付かないかもしれない。しかしよくよく見れば、振舞われる料理の中にはヤクの乳で作ったお菓子が添えられ、舞台で一番盛り上がるのはバリカンでヤクの毛を刈る速さを競う毛刈り競争の表彰式だ。もともとは生活を支えてくれるヤクに感謝を捧げる収穫祭なのである。


今でこそ誰でも参加できる楽しく明るい祭りだが、70年ほど前までは過酷な宗教的行事だった。青年期を迎えた少年らは一睡もせずに4日4晩ヤクの毛を刈り続ける。ヤクの毛刈りは慣れた大人が複数人で行っても骨が折れる作業だ。それを筋力もまだ十分にない少年が、意識が朦朧となりながら行う。そして最後の夜には、4日間で刈った山のような毛を全て燃やし神へ捧げるという。現在ではその過酷さと、ヤクの毛の有効利用のためにこの行事はなくなり、代わりに毛刈り競争が行われている(刈られた毛は慈善団体を通して販売され、その対価は村の学校施設の運用などに充てられている)。


村で唯一当時の毛刈り祭りに参加したというウッタムさん(推定84歳)に話を聞いた…中略

…最後にウッタムさんに、ヤクの毛刈り祭りとは何ですか、という質問をすると彼はこう答えた。「(祭りの)毛刈りは、祈りなのです。我々はただ毛を刈ります。その時だけは、ヤクを涼しくするためでもなく、毛を売るためでもなく、ただ毛を刈るのです。」

 

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まぁこの話は全部嘘っぱちなんですけど。2013年、会社員でちょっと鬱屈していたころに前のタイトルにした。学習性無力感からの脱出。

 

interestor2012.hatenablog.com


今はうまくいってるとはいえないまでも、少なくとも檻の扉から上半身を出してふんふん周りを嗅ぎ回るくらいはできているし、たぶん時々は自分で散歩にでている。

 

再学習し犬は脱出した。ヤクに変身だ。

 

わりと最近、ヤックシェービングという概念を知った。ヤクの毛刈り。なにかの問題を解決しようとしたら他の問題が出てきてそれを解決するためには他の問題を解決しないといけないみたいな状態を指す。もともとはソフトウェア界隈の言葉らしい。

本質的な問題に辿り着かないというマイナスのニュアンスで語られることが多いようだが、なんだか気に入ってしまった。問題を解決するための問題を解決するための問題を解決するための問題を解き続け、それ自体をおもしろがっていたい。

 

ただ毛を刈り続けよう。

溶接初心者だけど溶接でレーザーカッターfabool CO2の台を作った

f:id:interestor:20180930234919j:plain 溶接で台を作った。溶接初挑戦だったが、意外に手軽だった。いや、なかなかきれいには溶接できなくて難しいんだけど、機械とか思ったより安いし、普通の電動工具ぐらいの感覚で使えるもんなんだなと。金属加工というとハードルが高いイメージがあったが、そのイメージが変わったことも今回の大きな収穫だった。(もちろん一番の収穫はこの台!見違えるほどレーザー周りがかなりスッキリしたし、かっこいいでしょう??頑張ったので自画自賛

材料費

たぶん7000円くらい。

  • 30mm鉄アングル800円×5
  • 8mmosb合板1800円
  • ボルト類400円
  • 足のゴムガード400円位?

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L字の鉄鋼材を使った。2つの四角いフレームを溶接で作り、足はボルト留めにしている。全部溶接でくっつけちゃうほうが丈夫ではあるんだけど、引っ越しとかの時に大変なので。鉄鋼材も思ったよりだいぶ安い。3cm角1820mmでホームセンターで800円位。

f:id:interestor:20180930234953j:plain フレームにOSB合板2枚をはめている(この方向の力には弱いということなので他の材のが良かったかも)。ボルトに干渉する4済は切り落とし。

f:id:interestor:20180930235004j:plain 町工場をやっている知り合いが場所を貸してくれて、そこで1.5日ほど作業をした。溶接はいろいろ種類があるのだが、今回やったのは半自動溶接というやつ。溶接というと一方に棒、一方にガスを出すやつをもつイメージだが、これは溶接棒に当たるワイヤーがスイッチ押すとニョロニョロでるので、溶接棒がいらない。つまり片手でできる。そして、ワイヤーの種類をヤニ入りにすれば、ガスもいらない。初心者でもわりかしやりやすい。

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今回使ったのは上のSUPER MIG 160Sという機種。これは200Vだしガス溶接もできる。4万くらい。 同じメーカーの100Vでノンガスの半自動溶接だけなら1万8千円とかで売っている。1回帰省しなければ買える・・・。 もっと有名なメーカーはいろいろあるのだけど、OEMで中身は一緒なのに有名メーカー名が入ってると値段が1.5倍くらいになるとかざらにあるらしく、このへんがお得とのこと(知人談)。


へたくそな溶接ですがこんな感じです。めっちゃ火花散る。 f:id:interestor:20181001110007j:plain 格好としては革手袋・防火エプロン・燃えにくい服(2日目長袖を忘れて写真では半袖ですが火花で熱いダメなやつ)、そして溶接メガネ!!!はじめは貸してもらったほんとに溶接面というかんじの、片手でもって顔ガードするやつを使っていたんだけど、これが初心者殺し。溶接してる場所は光が強すぎるので超強力サングラスみたいになってるんだけど、暗すぎて前が全く見えない。溶接してるときは光とその周りがちょっとぼやっと見えるくらい。溶接し始めは何も見えないので、あらぬところを溶接してしまうし、片手が塞がるので溶接がブレやすい。

で、溶接したときだけ自動で暗くなってくれる調光式のゴーグルを買った。これでめっちゃ楽になったので初心者は調光式のやつ買っといたほうが圧倒的に良いと思う。ちなみに私はAmazonで安くて評価が高かったこれを買った。届いた時はちゃちすぎて「大丈夫かな?」となったけど実際にはめっちゃ活躍してくれた。フリップ式も意外に便利。ただ、口周りは開くので別にガードを着けないとめっちゃ焼ける。

f:id:interestor:20180930235015j:plain で、へたなのでやったあとグラインダーで削って凸凹した部分を削ったり、すが入っていたらもっかい同じところをやり直したり。

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多少ゆがみはでたけど、レーザーカッターおいたら全然大丈夫足し、やはり木材で作るよりもかなりしっかりした感じになった。

服作ったし作っていく :ファブ的な服づくりについて考えた

ドレスというかワンピースを作った。 f:id:interestor:20180919010839j:plain

自分の生活に使うものを自分で作りたいと思っていて、その生活の一歩として。

服を選ぶのが苦手で、なかなか服を買いに行けない。服に限った話ではないんだけど、お店に行くとたくさんのものがあって、でもお金が無限にあるわけじゃないからどれかを選ばないといけなくて、どう選んだらいいかもよくわからない中でなんとなく正解を逃しているような感じがしてきつい。

でも好きじゃない服を着ていると知らない間に自尊心とかが摩耗していくような感覚があるし、私は私の身につけているものを含めて私なので、そこを放り出しておくのはちょっとかっこ悪いかなと思って、服とちょっとはちゃんと向き合おうとし始めた。

でも選ぶのが苦手なのは変わらないし、ものを作るのが生活になっている私にとって、ちゃんと向き合うというのは『作る』ことだろうと思って、服を作り始めた。

今回のワンピースはこの本の型紙を使って普通にミシンで縫って作った。

服を作るのは2回め。しばらく前に下のやつを作った。縫い物の基本がわかっていないので適当だが、まぁ普通に着れているので良しとしている。

服を作るのはなかなか楽しいがなかなか面倒だ。布を裁つまでが非常にめんどくさい。型紙を写してそれを布に写してという重複作業があるし、縫うのは楽しいが、時間はかかる。そしてできたのが自分に似合わないこともある。服作りを『特別なときの趣味』ではなく『生活の一部』としてやっていくなら、この辺をどうにかしたほうが良さそうだ。そして私はFABという手段がある。

たとえば型紙はCADのようなかたちであれば自分にあったサイズにできるし、わざわざ紙に写さないでも布に直接印刷できるプリンターもある。*1それどころかレーザーカッターで切れば手でのカットもしなくてもすむ。縫うところだって、今の布用ボンドは強いし、はめ込みで服を作るような手法もある。さらにもうちょっと先進的な感じだと、レーザーカットしたモジュールを組み合わせてかたちをつくるような技法もある。

f:id:interestor:20180920214207p:plain *2

なんかこういうのを使っていけば、晩ごはんを作るくらいの感覚で服が作れるんじゃないかなー。1hour clothes 。そうすると服の体験とか機能とかも変わってくるんじゃないかな。

あとは素材から作る、とか勝手に回復する服とかも興味がある。屋上で育てた植物からとか、きのこから作る革っぽい素材とか、ファブ端材とかのゴミからとか作る服。下の写真はコンブチャ紅茶キノコ)から作られた服らしい。

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回復する服は、生きている素材で作る服で、菌とか植物とか蜘蛛とか蚕とかを使うイメージ。 専用のクローゼット(培養槽)に入れとくと穴とかかってに補修されるし、ちょっとずつ変わっていく。このへんは妄想なのだけど、やってみたいテーマだ。

まぁまずは、自分の生活に必要な服のセット、10着くらいを作りたい。

最近行った展とか行ったとことか

建築の日本展

www.mori.art.museum

平日でもけっこう人がいました。良かったのでVRアーカイブとかで出してほしい。


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ちなみに見ながらとったメモがあるんだけど、書き起こす気力はないのでよくわからないままに貼っておく。

 

風。端を低く曲線。埋める
上の階に行きやすくする
直線をひねって組み合わせると曲面
空気をためる 吐き出す 直島公民館
歴史
丹下健三
木割 モジュール 比
部屋 ゆるやかにプライベートとパブリックをわける 穴の層
縁側 屋根 中と外の間の空間
風景を作る切り取る

 

楽しい経験を持って帰る 美味しい

 

 ペットワークス20周年記念展覧会

【イベント】ペットワークス20周年記念展覧会|株式会社ペットワークスのプレスリリース

 

おもにopenskyメーヴェを現実化した飛行機みたいのを見に行った。

とてもかっこいい。機体もかっこいいしこれをプロジェクトとしてやっているのがすごいかっこいい。

今回は乗れるシミュレーターが新展示。やってきました(すいません写真は知らない人です。わかんないからいいかな・・・ダメだったら消します)。

ちなみに実は

クラウドファンディング的なので支援していたので、名前が載っています。嬉しいですね。

 

あとペットワークス展なのでポストペットとか人形とかの展示もあって、ほぉってかんじ。

人形もかっこいい。

ドール事業とソフト事業と航空事業の会社ってのいいですね。やりたくてできることをやっているかんじが。

 

国立新美術館とアートサイト周辺

国立新美術館の中に小さいながら図書館があり、ルーブル展もJoJo展もスルーしてそちらへ。

読みたかったけど絶版で買えなかった本やら気になっていた本がいろいろあって嬉しかった。ちなみに別館もあるのだけどこの日はあいていなかった。またいこ。

アートサイト行ったら現代版石庭みたいのがやってた。

光るんだけど、明るいうちは見えないね。

あと混み合っていた上のゾーンから少し下がると急に人のいない庵があって雰囲気が良かった。

 

ちょっとした展もありました。

 

 

 

 

 

farmtory-labという活動を始めました(はじめています)

6月の終わり頃から活動をし始めていたのに、そういえばブログには書いていなかった。

やるぞーみたいなことはこことかこことか、進捗的なところで言えばこことかに書いていたけども。

活動はnoteのマガジンでまとめています(複数人が書くので)*1

note.mu

活動はこういうかんじ。

"farmtory"は farm と factory を合わせた造語。工場と農場が一つになった家、それをfarmtoryと呼んでいます。

中略

これらの技術と環境の進歩のおかげで、小規模であっても生産と加工を機械化することができるようになってきています。機械化により、効率が悪く、非常に長時間労働かつ重労働であった「生産と消費が一体化した暮らし」が、新しい形で蘇るのではないかと考えています。それがfarmtoryの夢見るもので、farmtory-labを通じて実現したいものです。

farmtory-labで行うプロジェクトとしては、水耕栽培やアクアポニックス、その機器の作成、センサーやカメラによる栽培の自動化・記録・効率化、ある日の持ち物をすべて自分で作ってみるプロジェクトであったり、服を作る、など、衣食住に関わる多くのプロジェクトを計画しています。また、DIYバイオを使って、人口の革を作ったり、培養肉を作るなどのより先進的・実験的なプロジェクトも行いたいと思っています。

前にやっていたNamakemon-labと似ている。ただ、Namakemon-nabとは違い、オープンなプロジェクトとして進めている。これまでやってきたがなかなか思うようには進まず、仲間が欲しい!と強く思ったからだ。

やりたいことが重なる人であれば、基本的に誰でも参加できる。

コミュニケーションはチャットサービス(slack)を使い、scrapboxにアウトプットし、2週間に1度自由参加のオンラインミーティングを行っている。なので、東京をベースに活動してはいるが、遠隔地であっても参加できる。(参加方法はこちら

また、現在は2週間に1度FABDAYとして、築地の家のレーザーカッターや3Dプリンターの使い方を学んだり、工作をしたりする会を開催している。

試行錯誤中ではあるけど、自分一人ではできなかったことが実現していて嬉しい。

*1:はてなに対する謎のエクスキューズ

秋に差し掛かってきたのかもしれない

誕生日を迎え、30歳になった。

30というと節目っぽいが、節目などただ滑らかに進む時間に耐えられない人間が作っているだけのもので、31を節目としてもいいし、そんなもの無視して進んだっていいわけで、まぁ何でこんなことをだらだらと書いているかといえば、節目というのに相応しいような人生の状態にはさっぱりなっていないからです。

あいかわらずフラフラしており、そろそろちゃんと働いたほうがいいのではないか?などとセブンのATMでお金を下ろしては思い、友人と遊んだ夜寝る前に目を閉じては思うわけですが、もっと上手くフラフラするだけの伸び代はまだあるなどと考え、もうちょっとフラフラしようと毎日決意を新たにしてフラフラしている。そんなかんじなので未だに大人になった自覚をきちんと持てないままだったのだがしかし、ここ数日の秋のような風に心地よさを感じ「お前ももう歳なんじゃぞ」と言われたようでハッとしている。

夏生まれで海が好きでスイカが好きで、夏はまぁ小学生の頃からだいたいクソ暑い中汗ダラダラ垂らして部活して日に焼けて、沖縄住んでる時は海潜って魚見て、冬は鬱っぽいけど夏になれば自動的に元気になって入道雲見上げて濃い影を踏み夏の日差しを車がギラギラ反射するのを眺めればむやみにテンションが上がるっっ!!!!という感じ、もう臆面もなく夏だーい好きっとか言っちゃうむすめだったの。

ところがどっこい今年はもう夏になっても全くテンションの針がピクリとも動かない。なんなの、今冬なのってくらいに元気なくなったりしたりして。なんか全然やる気でないなー、無理やってみてもすぐ息切れしちゃうなーって状態で主にゴロゴロしていた。ところが二日くらい前に急に涼しくなって、秋みたいな風がさぁっと吹いて、そしたら一気にやる気と元気が戻ってきた。起きれるし食べれるし書けるし作れる。

つまるところ夏バテ気味だったのだと思うのだが、もうなんていうかね、「私に合う季節、私の好きな季節が夏だった時代は終わったのだ」という気分になったの。きっとまた暑いのはぶり返して、世界はギラギラした太陽の光に照らされるのだけど、そこではしゃぐ私はもういない、みたいなね。いや、実際にははしゃぐ、はしゃぐこともあるんだけど、自分の中の夏は去って、秋に差し掛かりつつあり、そういう自覚をもって様々な選択をしていくべきなんじゃないか、と感じたのです。

夏が去ったからと言って特におとなしくする気は無い(そもそもおとなしいのでむしろおばちゃんパワー的にもっと強くなってもいいのでは?)けどね!

30歳を迎えて少しして、感じたことはそんなところです。

MakerFairTokyo2018に出てきた

作ることが好きな人たちの祭典、MakerFair2018に参加してきた。今回は自分がメインのブースはなく、2ブースに1作品ずつ置かせてもらいつつちょっと店番をやるという感じだった。新作はなく、前に作った閉鎖水槽デバイスmyBiosphereと、HelloWorldカルタを展示。myBiosphereの修理はあったものの、楽だ。過去作があるというのはいいですね。

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FabAcademyの展示。もう一個出してたFablab北加賀屋のブースは写真を撮り忘れた。

知り合いもちょいちょいいて、数年前(といっても結構前だな・・・)は完全に見る側で、行くたびに「あっち側に行きたい!楽しいけど悔しい!」と思っていたことを考えると、歩みはのろくとも進歩したものだと嬉しくなる。

今回初めていったのはAkiparty。『踊るのが最も下手な僕たちのためのダンスパーティー』だったかな?まぁギークというかオタクのためのクラブイベントで、特にメイカー系が集まる。ひかるものを持って行くと割引になるということで光る靴を履いていったよ。

ギャル電の人の光る大五郎が強かった。

そろそろ「メイカーです」って言ってもいいかなと思えてきたので、ヌケメMakeパーカーを買った。着ていこう。

ポリゴンなティラノサウルスのペーパークラフトを作った

まいどまいどですが、作ったペーパークラフトのダウンロード(無料だよ!)が可能になったのでお知らせです。

ティラノサウルス

今回はティラノサウルス。パーツ数も多く上級者、というか根気のある人向け。ちょっと大きめなので前のものより迫力がある。

今回は頭をちょっとひねった、完全な左右対称でない作りだったので、パーツ分割が悩ましかったです。この辺は改良の余地がある。ただ、モデリング自体は回を追うにつれてちゃんと気に入ったものが作れるようになってきていてよい。

ここからDLできます。

cp.c-ij.com

6~7月のおもしろそうなイベントとか展覧会とか 衣食住とテクノロジー

ほっとくとめちゃめちゃ家に閉じこもってしまう。閉じこもってるんなら家賃の低い地方にでも行ってりゃいい、東京はイベントとか人がいておもしろいってのが東京にいる理由だしもっとそとにでろよ、と思っているのでとりあえず私の関心分野で行ったら面白いかもしれないイベントを調べてみた。

わざわざブログに書いたのはわんちゃん「これ自分も興味あるから一緒に行かない?」って声をかけてくれたらうれしいなっていうのと、興味が近い人の役に立つかもっていうのと、あと少なくとも一つでも行って報告をここに書かねばという気持ちになるからです。基本的に行く直前にめんどくなって家にこもり続けてしまうので。なんかプレッシャーでありご褒美みたいのをね。

「Parametric Move 動きをうごかす展」

www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp

・2018年6月8日(金)~6月17日(日)15:00~19:00

東京大学生産技術研究所S棟1Fギャラリー(東京都目黒区駒場4-6-1)

・無料

私たちの身の回りのモノの多くは、動きます。 その動きは誰かがデザインしています。 最も心を配る作業は、動きの調整です。 動き始めるタイミング、動きの速さや大きさ、応答時間、 あるいは動き出しのなめらかさや、止まる瞬間のゆらぎ。 美しい動き、自然なふるまいを求めて、 デザイナーたちは様々な要素を調整してゆきます。

これはいいのはもうわかっている。山中研究室の展示はプロトタイプ展などなど行っていて、見ると崩れ落ちたくなる感じなのだ、つまりすごい。で、まぁ内容的にはあんまり変わらないかなーと思ったら新しいものもぼちぼちあるようなので見に行きたい。

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