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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

6~7月のおもしろそうなイベントとか展覧会とか 衣食住とテクノロジー

ほっとくとめちゃめちゃ家に閉じこもってしまう。閉じこもってるんなら家賃の低い地方にでも行ってりゃいい、東京はイベントとか人がいておもしろいってのが東京にいる理由だしもっとそとにでろよ、と思っているのでとりあえず私の関心分野で行ったら面白いかもしれないイベントを調べてみた。

わざわざブログに書いたのはわんちゃん「これ自分も興味あるから一緒に行かない?」って声をかけてくれたらうれしいなっていうのと、興味が近い人の役に立つかもっていうのと、あと少なくとも一つでも行って報告をここに書かねばという気持ちになるからです。基本的に行く直前にめんどくなって家にこもり続けてしまうので。なんかプレッシャーでありご褒美みたいのをね。

「Parametric Move 動きをうごかす展」

www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp

・2018年6月8日(金)~6月17日(日)15:00~19:00

東京大学生産技術研究所S棟1Fギャラリー(東京都目黒区駒場4-6-1)

・無料

私たちの身の回りのモノの多くは、動きます。 その動きは誰かがデザインしています。 最も心を配る作業は、動きの調整です。 動き始めるタイミング、動きの速さや大きさ、応答時間、 あるいは動き出しのなめらかさや、止まる瞬間のゆらぎ。 美しい動き、自然なふるまいを求めて、 デザイナーたちは様々な要素を調整してゆきます。

これはいいのはもうわかっている。山中研究室の展示はプロトタイプ展などなど行っていて、見ると崩れ落ちたくなる感じなのだ、つまりすごい。で、まぁ内容的にはあんまり変わらないかなーと思ったら新しいものもぼちぼちあるようなので見に行きたい。

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菜園的なものの記録

ちゃんと記録しようと思ったのですができていなかったのでぽつぽつと。

まだ全然ですね。

 

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屋上です。
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種をまいて苗を育てたりしてるはず。
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水耕栽培パッションフルーツをやりはじめる。
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 パッション!


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植物をウォールポケットで育てようとなんか縫ったりしてる。
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苗が育ってきた。これはレインボーコーン。
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プランターが届いたので植える。
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第二次種まきをする。これは途中でほってしまったときがあってだいたい失敗した。
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植物が増えた。計画性がないので全体としてばらばらである。
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このへんからしばらく実家に帰っていたのでほっときっぱなし。

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実家から帰ったらゴーヤとかがモシャモシャになってたのでネット張った。
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水やりはタィマー、ほっといてもまぁ育つものだ。
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水耕は微妙。影なのもあるかな。
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ウォールポケット。水耕栽培したいのだがどうにもほっときがち。
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よく育っているヘチマかなんかの根は水耕にあう形で変形したようですごい。毛根が浮きみたいになっている。
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わしゃわしゃ。
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ラボ化現状

1月に「デジタルファブリケーション機材が欲しいな」という記事を書いてその後、現状。写真はちょっと古いので掃除して取り直したら差し替えますが、一角はだいたいこんな感じです。死角にレーザーと、反対側にハンドツール。 f:id:interestor:20180426210529j:plain

3Dプリンター・CNC・レーザー彫刻

snapmaker3Dプリンター、CNC、レーザー彫刻ができる。

バラバラで届くけども、組み立ては簡単。 f:id:interestor:20180204120629j:plain 専用ソフトでちゃちゃっとやると3Dプリントも簡単。 f:id:interestor:20180308004957j:plain 精度は結構ちゃんとしている、遅いのは難点だけど、自宅だから遅くても寝てる間に、とかできてよい。 f:id:interestor:20180308083740j:plain レーザー彫刻もけっこうちゃんと使える。 f:id:interestor:20180207212636j:plain

カッティングプロッタ

CAMEO2。ワークショップやったこれの試作をしたり

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家のステッカーを作ったり。

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ミシン

sp10

これは友人が買って家においてくれてある状態。 f:id:interestor:20180424214641j:plain

めっちゃ久しぶりにミシンに挑戦して、リュックを作ってみたり、服を作ったりした。

f:id:interestor:20180306213159j:plain 服の写真は出てきたら。

レーザーカッター

一番の大物。faboolCO2。とにかくでかい。40Wでアクリルも切れる。 f:id:interestor:20180426234929j:plain 思いのほかパーツの状態で来てビビった、組み立てに一週間以上かかった。まだ安定動作していない。 f:id:interestor:20180427000141j:plain 組みあがる少し前はこんなの。かっこいい。 f:id:interestor:20180504125028j:plain

ハンディスキャナ

ハンディタイプのscansnapをもらったのである、まだ箱も開いていないが。

プリンター

いちおうA3が出せるインクジェットプリンター

というわけで

だいたい自分が作るときに使うものはそろったかなというかんじ。最近あまりブログ書いていなかったが、ブログを書かないと自分がやったことを忘れて(もしくは過小評価して)焦るので、ブログを書いていこうと思いました。

廃棄物にしないプロジェクト展行ってきた

廃棄物にしないプロジェクト展に行ってきた。 産業廃棄物業者のナカダイは普通だと「ゴミ」として処理するものを、「マテリアル」と位置づけ直すという取り組みをしている。普段からショールームやHPで普通には手に入らないようなマテリアルを販売しているが、今回展覧会をするということで、前橋のナカダイの工場に行ってきた。

外観はこんな感じで、看板も液体運搬容器。外にあるものは大きいものが多い。これらは主に運搬容器なのだが、ばらばらのものが集まりがちな産業廃棄物にあって同じものが安定して手に入るということで、活躍を期待されている材料らしい。

他にも様々な材料が展示されている。これは大量のシートベルト。エアバックの布やコーピーの袋、その他なんだかワクワクするものたち。

マテリアルライブラリーというコーナーでは個人でも簡単にこれらの廃棄物を量り売りで買えるようになっている。何に使えるかなと思いながらみるのが楽しい。

珍しいものも。たとえば信号機。身近でみると圧倒的にでかい。ここで展示されているものは買うこともできる。たとえば年代物のカミソリ販売機には「売約済み」の張り紙が貼ってあった。この信号機もおそらく買える(値段は聞かなかった。聞いてみればよかったな。)

そして展覧会ではマテリアルそのままだけではなく、それを使って作った作品も展示販売されている。これはおしゃれなテーブルセットやな、と思ったら・・

小学校の跳び箱を再利用して作られている。

これはLANケーブルをネットのようにした材料を固めているもの。

このLANケーブルをマット状にしたものは見た目的にも面白い材料。これをがっつり使った店舗というのも存在するらしい。

もちろんいろんな説明も。

なんか綺麗だったもの。

他にもたくさんの作品が展示されていた。量り売りのためか、ある程度大きいものだと「新品の方が安い」となってしまう所はあり、そこは難しさがあるなぁと感じたし、お目当てとしていた屋上の菜園に使える大きめのなにかは見つからなかったのは残念だったが、まぁ面白かった。品川のショールームはより行きやすく、観れるマテリアルは大きく変わらないのでおすすめです。

メモ「技術書展4でHelloWorldカルタを作って頒布した話」とnoteの第一印象

昨日これを書いた。ちょっとちゃんと書きたかった、具体的にいえばですます調で書きたかったのもあり、こことは別の場所、noteで書いてみた。 このブログのみウォッチしている人もいるかもなので、報告として記事を貼っておきます。 note.mu

ついでなのでnoteを使ってみた感想メモ

リリースされたころに使おうとしてなんかの機能が使えなくてあきらめてほっときっぱなしだったnote。しばらく前からまたはやり始めていて、若干のいけ好かなさを感じつつ、気になっていて横目で見ている感じだった。思い切って?使ってみたので、現時点の印象をメモ。

  • 基本文章を書くときマークダウンで書いているので、マークダウン使えないのつらい。見出しレベルや箇条書きで構造化すると書くのが楽なので。ただ、読む方からすると、特にスマホで読むことを想定すると、「そんなの知らん」し、むしろ見出しか見出しじゃないかのほうがマッチしてるんだろうなぁと思う。

  • 重いPCだと反応が遅すぎて、快適でないというか使い物にならない。これは多分にPCが悪いのだが。はてなブログでも速度的にはもしかしたら同じかもしれないが、マークダウンで書くと、装飾を走らせて重くなるということがないので困らない

  • 拡散力については正直わからない。深津氏ブーストがかかると桁が変わるのだろうが、かかってないし。ただ、noteでの技術書展4まとめに入れてもらったりして、そういう「横の?拡散」みたいなのはあるのかな。

  • よりSNSっぽい。つながりを感じる。だからこその拡散力もありそう。これはいいなと思う気持ちと、好ましくないと思う気持ちがある。「文章のごみ箱としてのブログ」をもっておきたい、あんまり人とのつながりを(建前的には)持ち込みたくない、みたいな気持ちもあるので。

  • 有料記事にしつつ全文公開という投げ銭方式をとった。わずかだが購入してくれる人がいて、思いのほか嬉しい。お金が入るからというより、「認められている感」を強く感じられるからだと思う。いいね的なものはデフレしているので、本当に価値を感じてくれたんだなと思うと嬉しい。300円のところを同じ人がサポート機能を使って実質500円で買ってくれたりして、「この人にとってはそれだけの価値があるのだ」とわかるのも興味深い。

  • PV・アフィリエイトで同じだけの金額をもらうより確実に嬉しい。どうせ書くならお金が入る環境を作っとく、というのは結構魅力的ですね。

  • 使ってないのでわからないけどスマホアプリが書きやすければ嬉しい。

このままここでやっていくか、使い分けるのか引っ越しするか、けっこう迷う。ここには結構記事も書いているし、愛着はある。とりあえずペーパークラフトとかgrasshopperのやつは相性良さそうなので移植してもいいな、ひたすらに面倒だが。

ありものモデルを改変してVtuberに。アリシアをfbxでblenderで読み込んで改造してエクスポートしてUnityで読み込むまでのはまりメモ

タイトルの通り。Vtuberやろうとしている人で、まっさらなモデルを作るのは大変だけど、ありものをつかって、かつ自分なりにちょっと改造したいという人には役立つかもしれない。いくつか躓きポイントがあったので記録と、忘れそうなので参考サイトの備忘録です。

目的

同じシェアハウスの住人であるところのid:platronicalがVtuberをやっており、アリシアのモデルを使っている。できればリアルの放送の時のかっこを反映したいということで、眼鏡をつけたり髪の色を変えたりするのを、経験がてら引き受けてみた。そのうち服も変えたいですね。

プラトロさんがやってるのはこういうの。

platoronical.hatenablog.com

きっかけとなったわがシェアハウスでやったVtuber体験会

platoronical.hatenablog.com


アリシアダウンロード

ここから 3d.nicovideo.jp

1.blenderに読み込む

ファイル形式について

はじめはmmd形式(.pmx)でやっていたが、もともと使っているUnityPackageとボーンの構造が違い、その後のUnityの処理で読み込めない。UnityPackageと同じ構造で使いたいならfbxで読み込んでfbxでエクスポートとするのが良い。 DLしたファイルのFBXフォルダの中には2モデル入っているが、Alicia_solid_Unity.FBXを使う。

文字コードでエラーが出て読み込めないのでバイナリに変換する

そのままファイルを読み込もうとするとエラーが出る。これはASCIIのファイルがサポートされていないためらしい。Autodesk FBX Converterを使ってバイナリに変換する。以下のサイトを参考にした。

【Blender】ASCIIのFBXファイルが読み込めない場合の対処法 - おもちゃラボ

表示設定をする

読み込むと「テクスチャ落ちてる!」ってなるが単に表示設定のせい。テクスチャを表示させる。あとライトが暗いので見やすくするなど。この記事を参考にした。 この記事はMMDを使っているが、設定は参考になる。blender初心者でもわかりやすいのでつまみ読みするとよい。

2.改造する

ここは特に詰まったことはない。髪の色の変更や眼鏡をつけたりなどした。この時点で.blendファイルを保存しておくこと。

3.エクスポートする

Unityに読み込むのにfbxが一番よさそうだったのでfbxでエクスポート(.blendは情報的には読み込めるっぽいのだが、一部データが落ちた)。 ファイル>外部データ>絶対パスに設定した(相対パスでもいいのではないかという気はする)。

エクスポート設定

これが一番わかりにくいハマり方をした。そのままエクスポートするとblenderが停止してしまう。初期オブジェクトの立方体だとうまくいくのにアリシア(改造前)では落ちてしまう。。。 結論としては、エクスポート設定の「アニメーション」の「ベイク済みのアニメーション」のチェックを外したらエクスポートできるようになった。参考までに私のエクスポート設定を載せておく。

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参考になったのはこちらのサイト。(ただしこの設定と自分のエクスポート設定は違う)

VRChatでとりあえずアバターを追加する方法Blender編その2:VRChat向けモデリング・Unity初心者のススメ - ブロマガ

注意

ちなみにこの時点でfbxプレビューで見ると頭と顔が消えていてあれ?となったがblender上でみたらモデルはありつつテクスチャがはがれていて見えない状態だった。次のUnity 読み込みの時点で鑑賞されるので気にしないでよい。

4.Unityに読み込む

fbxファイルはテクスチャのパスしかもっていないため、fbxファイルを読み込むだけではテクスチャがはがれてしまう。先にアセットの同じフォルダ内にテクスチャファイルを読み込み、そこにfbxファイルを入れるとテクスチャ付きで読み込める。 参考はこのサイト。fbxコンバーターもやってみたが一部のファイルが落ちた。 BlenderからUnityにテクスチャ付きオブジェクトを渡す - おもちゃラボ

まとめ

この前にMMDでもいろいろやっており、それもほぼほぼファイル形式とソフト仕様であわあわ言っていた感じであった。まぁただ何となくファイル形式の知識もちょっとはついたし、データ変換手段も学べたのでよかったかな、と思う。Vtuberを自身がやるつもりはないんだけど、3DCGはちょいやるしVRができるPCもあるし、わりかし環境があるので個人Vtuverがやっていくための支援とかできたらいいねってプラトロさんと話している。

やりたいこと100みくじ-rubyを勉強しております-

interestor2012.hatenablog.com

この記事を出したところ「やっていいぞ」という人が現れ、Rubyをやっている(まぁ2月はバタバタしていてほぼできなかったのだが)。で、HelloWorldの次におみくじを作った。今年のやりたいことリスト100のみくじを引ける。 f:id:interestor:20180314002153p:plain

https://yarumikuji.herokuapp.com/hello/index

ものをつくるのは楽しい。

*1

*1:Progateをやってたのでデザインはコピってる。問題あれば消します。

Hello Worldカルタを技術書典4で頒布予定です

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Twitterではぼちぼちつぶやいているのですが、Hello Worldカルタというものを作っています。その名の通り、言語の解説・言語名を呼んでHello Worldのコードを取るカルタ

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作って遊んだところ好評で「売って欲しい!」という人もぼちぼちいたので販売したいなぁと思っていたところ、知人が技術系同人誌即売会「技術書典4」に出すのを観測。頼んで委託販売をさせてもらえることになった。

とうわけで技術書典4でHello worldカルタβ版を委託販売予定です。売り子もやるかも。

日時 :2018/04/22 (日)

場所 :秋葉原UDX アキバ・スクエア

サークル名:Anatoli Lab

配置:く-39

調子に乗ってサイトも作ってみました。データの更新用にgithub作ってみたけどどういう風にデータ置いたらいいのかわからん。テキストやデザイン手伝ってくれるよーって人は助けてくださいまし。

helloworldkaruta.strikingly.com

和菓子を作る会をしたよ


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知人が製菓学校出身だったことが判明、和菓子好きの子も含めて盛り上がり、和菓子を作る会を催す運びとなった。

いつもの我が家、築地インターネットハウスで和菓子づくりである。

 

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作るのはうぐいす餅とういろう。どちらも基本は、砂糖と粉を同重量あわせ、同じくらいの水をいれてまぜ、チンして混ぜる、という感じで簡単お手軽。


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似たようなことやってるのに白玉粉上新粉で感触が違ってくるのもおもしろい。ぶにょんぷにょん、と、ずにゅ。
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下準備はすぐ終わる。そこも楽しいけど醍醐味はやはり成形ですね。楽しい。餡を包むのもちゃんと真ん中に入れるのは難しい。しかし下手に作っても餡が透ける質感はめっちゃきれいだし満足度は高い。

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ういろうは着色したりして粘土みたいにあそべる。

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基本の梅、菊2種、水鳥を教えてもらった。ここに写っているのはヒメウズラで水鳥じゃないけど。

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専用の道具をいろいろ持ってきてくれてかっこよかった。写真を撮り忘れたけれども。花の真ん中の部分を押して作る型とか、菊の切れ込みを入れていく曲げた糸切りバサミみたいなのとか。


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CNCで型作るとか、焼印とか作ったりしてFab×和菓子やりたい。すごい楽しいと思うんだよなー。図案とか集めたいですね。

 

 

オリジナルラテアートステンシルを作るワークショップをやった


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オリジナルラテアートステンシルを作るワークショップをやった。ワークショップの主催ははじめて。やっていきのひとつ。

 

#経緯と目的

ファブラボスタッフと「ラボ近くに住んでいる会員増やしたいね」「農具を作るとかしたいけどなにが必要なんだろうね」という話をしていた。で、第一回を企画したのだが人が集まらない&キャンセルなどでながれ、農園の人の「みんな食べ物が絡むのが好き」というアドバイスにより今回の企画に。

 

#作ったもの

ラテアート用のステンシル。
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カッティングプロッタでppシートを切って作る。

 

#ワークショップの様子

3名の参加でした。他のイベントとかぶったようで農園メンバーの参加はなかったのは残念。
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人数が少ないこと、みなさんそれぞれ作りたいものを持参してきていたので、しっかりオリジナルデータを作る。手書きをトレースしたり、シルエットのイラストをトレースしたり、位置からソフトで描いたり。


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で、今回メインであるカッティングプロッタを使う。みなさんはじめて。でも簡単なのですいすいやっていく。
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こんなこまかいのもできるんだ!の声。手書きがけっこういい感じになっていて良かった。
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で、となりのカフェに移動して実際使ってみる。そしてあとはちょっとおしゃべり。鉄道のステンシルを作った人は、自宅に小さな鉄道、お猿の電車みたいなのを持っているらしい。すごい。
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ミルクフォームが若干うまくいかなくてその場であんまりきれいにいかなかったのが心残り。
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ただ、家でやってうまく行ったよーって写真を送ってきてくれた人もいて。実際きれいにできててよかった。
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これは家で成功したと送ってくれたやつ


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#感想

 

家では数回試作してうまくいっていたミルクフォームがうまくいかなったのが残念。やはりまったく同じ環境でやらねばだな。

 

嬉しいことなのだが、作りたいものを持っている人が多かった。しかもけっこう複雑。今回は人数が少なかったしサポートがあったので時間内に対応できたが、自由なものを作ってもらうのは難しいな。「これしかできません」と集める時点で明言して、まずはその中でやってもらい、ステップアップの仕方を示すみたいなのが良さそう。

今回金のためにやったわけではもともとないが、それにしても交通費いれると大赤字なので、やはりワークショップは宣伝と割り切るか、高い価格にしないとできませんねと思った。

 

まぁとにかくワークショップやったし、これからは「ワークショップやれます」と言えるわけだ。築地でもミニワークショップみたいなこともやってみたいですね。会はよく開いているけれども、教えるというのはやってないので。

 

やっていくぞ。

3Dプリンターとヒトの幹細胞で『手』を作った人の話を聞いてきた

はじめに言っておきますが、内容についての情報は「無」です。単なるメモに近い。

BioClub × YouFab2017 Amy Karle トークイベント – How can Biotechnology be used to unlock human creativity ?- | YouFab Global Creative Awards 2017

こういったトークイベントがあったので行って来た。 YouFabコンテストで最優秀を取った作品「Regenerative Reliquary(再生可能な聖遺物)」。 ヒトの幹細胞を3Dプリントし、人の手の骨を作った作品だ。


Amy Karle Bringing Bones to Life

この作品の作者の人が来るということで渋谷まで。

バイオ系に興味はずっと前からありつつ最近遠ざかっていたのだが、「ちょっと外に出て行こう」という気持ちもあり、勢いでほとんど中身を見ずに申し込んだ。

残念なことに、行くときに反対報告の電車に乗ってしまい遅刻をしてしまった。 ので基本的な前置き部分を聞けなかった。 そしてなにより、発表&質問がオール英語。 なので、「なんとなくこんなこと言っているのかな?」以上のことがわからなかった。英語やらねばなぁ。 ただわからないなりにも面白かったです。

私が考えていること、感じたこと

人に伝える気持ち10%くらいで書く。

服や家は人間の肉体の拡張だと考えているが、甚だ不恰好で不完全に感じる。 もっと進化させるには、人間の体自体を改造するという方法がある。今回のトークではそう言った肉体改造やインプラントの話もされていたように思う。しかし私はもうすこし現状の服や家に近い形、イメージとしてはヒトの完全な共生生物を作るという方向に惹かれる。例えばヤドカリがイソギンチャクを背負うことで身を守るように、サンゴが褐虫藻によって生きているように。そして今回のトークイベント聞いて、そのような人間との共生生物は自然界にいるような生物ではなく、"生きている"「服」や「家具」として登場するのでは無いかと思うようになった。、培養液に浸して保管されており、身につけて、エネルギーがなくなるまでは生きて、我々を温め衝撃から守ってくれる、細胞によって作られた服。我々が着て動くことでエネルギーを蓄え淡く光る服。光合成や人には捉えられない微小な菌や生物を取り込むことによって、着ているだけで食べ物を作り出し、与えてくれる服。生物的な服は多くが不可逆で、(仮死という手はあるかもしれないが)、なにかしらのエネルギーが切れれば”死んで”しまう。もちろんそれを生きているというかはわからない。エネルギーを得てある機能を果たし、エネルギーがなくなったり素材の(細胞の)適合しない環境では機能を停止し壊れてしまうもの。たとえそれがタンパク質でできていようが、それは電気的なエネルギーで動いている機械と本質的に変わらず、生きているとはいえないのではないか、という論はもちろんあるだろう。しかし我々だって似たようなものではないかと思うのだが、まぁいい、生きているとは何かという問題を考えるのは面白いが、それ以上に世界を夢想する方が面白いので、ここはかっこ付き、"生きている"を使うことで解決しよう。そういった"生きている"服や生きている"家具"、生きている"家"はヒトにあうようにつくられ人々にあうようにカスタマイズされ消費されるのかペットのようになるのか。そうなったら服や家具との関係性は変わりそうだ。服や家具も成長し、一生を共にするのは結婚したパートナーではなく毎日身につける服になるかもしれない。従来の服や家具となにが違うのか、何がいいのかと考えるとよくわからないのだけど、なんだか心地よさそうな気がする。どうも死骸に囲まれているよりは生きているものに囲まれている方が楽しいのではないかという気持ちがある。

こう言ったことを想像するのは楽しいし、実際に作るのは難しくてもアートというコンセプチュアルな形でなら、形にできるかもしれないな、と思えたのはこのトークイベントに行って良かった点だろう。

袋いっぱいのあん肝を低温調理したり痛風鍋にしたりした

※お断り この記事には(フード)ポルノ及びグロテスクな内容(あん肝)が含まれます

このあいだ築地インターネットハウスで「ガンダムを見る会」が催された。で、見始める前にガンダムと関係あるのかしらない(たぶんない)が、築地市場に買い出しに行った。そしたらあん肝が、袋いっぱい、まぁだいたいスーパーでそのまま出てるブロッコリーとか入れるうっすい袋くらいの大きさね、あれいっぱいで800円とかで売ってて「ほほう」と思って気がつくと買っていた。

で、魚介類をいろいろやりました。写真に載っているのは多少調理が必要な奴らだけでもっと食べやすいものも買ったんだけど写真が残ってない。マグロの切り落とし(1000円)、厚岸の牡蠣(1P260円)。生牡蠣が好きなんだけど、市場行ったら殻付き牡蠣が100円くらいからごろごろ売ってて、オイスターバーとかもう行く気なくなる。

あんきもは血の塊っぽいところと薄皮を剥いで、塩と酒をまぶして冷蔵庫で30分くらい置いておく。こんだけ量あると結構めんどくさい。

で、あん肝といえば蒸しだと思うんだけど、蒸し器ねぇなって調べたら低温調理機でやるレシピがあったのでやってみた。これは水分をキッチンペーペーでとって、また酒と塩をしてラップでキャンディー状に巻いたところです。これは2胆分。

で、anovaです。80度30分。

ほんとはジップロックに入れてから入れるんだけど忘れててそのまま投入してしまった。写真みたいにanovaに触ってるとダメそうだなーって思ってちょっと離してたまにひっくり返してたりしてた。

調理済みのものがこちらになります。で、冷蔵庫で冷やす。

見事に固まっている。もともとなかったオレンジっぽい油がうっすら見える。あん肝だ。

ポン酢と大根おろしとねぎと一味。うまい。が、ちょっと生臭みがあったのは下処理が下手だったせいか冷やしてから時間をおいてしまったせいか。

あとは鍋。基本は物議って具として食べたんだけど、せっかくなのでどぶ汁風にということで、肝をスープにした。

肝をフライパンにぶち込む。本来はこれも土鍋でやるらしい。

じっくり火を加えると溶けてくる。油だこれ。

ソボロッポイペーストになったら味噌と酒を加える。

で、これを鍋に入れて溶かして食べる。完全に痛風鍋といった趣。写真は忘れました。あん肝は強くて具として食べると二口くらいで飽きるんだけど、こうやって溶かして食べるとずっとうまくていい。

もちろん酒は進む。

幼少期の訓練により牡蠣をむく能力を持っています。15年ぶりくらいに剥いた。手前のやつはちょっと失敗したが。でかくてプリプリ、けっこうクリーミーなタイプ。

これは鮭とマグロです。

マグロの切り落としは漬けと、竜田揚げで。部位的に筋とか油とかあって、漬けもうまいが火通すとネトっとしてよりうまいなという感じ。 人が持ってきてくれたロマネスコ。意外に焼いただけで美味しい。ちょっと作ってみたい。

以上です。

p.s.みんなanova買おうぜ。アフィリエイトを貼っておきますね。

snapmaker組み立て&3Dプリントテスト

CNCとレーザー彫刻が使える3Dプリンター『snapmaker』を買った。と思ったらもう届いた。 f:id:interestor:20180202011444j:plain 箱かっこいい。小さい頃にクリスマスプレゼントの箱をワクワクしながら開けて気持ちを久しぶりに思い出した。 f:id:interestor:20180201200945j:plain 中もいいかんじで詰まっている。ドライバーとか、レーザー用サングラスとか、USBメモリとか、おまけもいろいろついてる。開ける袋までsnapmaker仕様になっていて、細かいところまで気合入ってるなーという印象。完成度高い。

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で、組み立て。六角レンチ?一本で組み上がる。説明書によれば組み立てに30分から1時間かかるとのこと。実際45分くらいで組み立て。早い人なら30分かからないんじゃないかな。IKEAの家具くらいの簡単さ。いやー前のprintbot.jrが大変だったので、この簡単さには感動してしまう。


マイムービー

かっこいいですね。 f:id:interestor:20180204131329j:plain かっこいいのでもう一枚アオリで。 f:id:interestor:20180204131337j:plain

で、組み上がったら電源入れたらもう普通に動く。すごいなー。 手順に従ってレベル調整をしたらテストプリント。一番荒いけど早い、という設定でやってみた。 ちょっとレベリングがあってなかったようでskertはきっちりでなかったけど、でも普通に出る!ほんとすごいなー簡単。 f:id:interestor:20180204171552j:plain ちょっとKがうまく出てないけど、設定も荒いやつだったし、全然許容範囲でしょう。そのうち細かいのもやりたいとこだね。 f:id:interestor:20180204171546j:plain

思った以上に簡単に、そしてトラブルなく始動した。 あえてバッドポイントをあげるなら、フィラメント交換のボタンが結構硬く、フィラメントの差し込みにコツがいるところくらいか。しかしそう問題でもない。

いやーーーいいですね!

わーい!CNCとレーザーも試すぞ〜。

屋上のモデリングをした

築地インターネットハウスのモデルを作ったよ。ぐりぐりできるよ。

なんで作ったのか

屋上を菜園化したい。で、レイアウトとかどうするかなーと悩んでいるんだけど、どうにも手を動かしながらでないと考えられないし決められないので、作ったり壊したりながら決めようと。実際に模型を作ってもいいんだけど、たくさん作ったり壊したりするならPC内の方が早いので、VRでやろうかなと思っている。で、まずはベースとなる屋上部分を作ってみた。makeVRに取り込もうとしたらちょっと詰まったので次は取り込んで中でモデリングするぞ。

プロセス

まずはFusion360モデリングしていく。各場所の寸法をどんどん入れていく。 f:id:interestor:20180130233136p:plain

あとはにょきっと押し出しをしてやると大体形になる。プラスでちょこちょこ室外機とかを足す。 f:id:interestor:20180130233402p:plain

いったんエクスポートする。webでファイルを開いて、エクスポートからobjを選ぶ。直接はDLできず、メールが飛んできてそこからDLする。なぜか拡張子がなかったので、.objを書き足しといてやる。 f:id:interestor:20180130233417p:plain

skechfabのページを開いて、UPLOADボタンからあげる。 f:id:interestor:20180130233334p:plain

タイトルとか説明とかを入れる。めんどいのでほぼ省略してると、「見つけられにくいよ」みたいなことを言われるけど気にしない。 f:id:interestor:20180130233308p:plain

なんか立っているので、設定を直すべく右のほうにある3DSETTINGに入る。 f:id:interestor:20180130233238p:plain

左の上のstraightenとかをちょこちょこいじる。 f:id:interestor:20180130233219p:plain

OK。簡単。ぐりぐり動かせるのいいですね。

3Dプリンター・レーザー彫刻機・CNC一体機。3in1のsnapmakerを買ったよ

前回書いた通りものつくり機材を揃えよう、ということで第一弾としてsnapmakerを買った。といっても予約している状態だけど。

f:id:interestor:20180129125000j:plain 出典:snapmaker

前回の記事はこれ interestor2012.hatenablog.com

snapmakerとは

ヘッドを取り替えることで3Dプリンター・レーザー彫刻機・CNCとして使える3軸マシン。


Snapmaker 3D Printer is LIVE on Kickstarter! snapmaker

HPでは、3Dプリンターでこんなのを作ってたり f:id:interestor:20180129125255j:plain

レーザーでこんなのを彫刻してたり f:id:interestor:20180129125328j:plain

CNCでこんなのを削ったりしている。 f:id:interestor:20180129125410j:plain

3Dプリンターは造形サイズが125×125×125mmと小さめ。積層ピッチも50~300μmとそんなに細かくはない。フィラメントは1.75mmのPLA、PVA、ABSと一般的な感じ。

レーザーは500mW。木材とか革に彫刻ができる。切断は無理。

CNCは木材、アクリルが使えるとのことで、PCBも削れる。書いてはないけど、ワックスも多分できるんじゃないかな。

値段は$799 、ちょっと前までキャンペーンでもうちょい安かった。

選んだ理由

まぁ正直人柱マシンだと思う。ちゃんと動くかはわからないし、安定性に不安もある。 3Dプリンタの造形サイズは小さいし、切断できないレーザーなんかほぼほぼ使いみちない(いらないから安くして欲しかった)。 買えるんならそれぞれ買った方が絶対にいい。 そう、買えるんなら…。この前整理してみたら小型CNCは優先度が低くて、単体では買わなさそうだった。でもやりたいので、3Dプリンタのおまけでもいいから使って見たいなーというのが一つ。あと、3Dプリンターおじさんと話した結果、どうせ中華3Dプリンターを2代目として賈うという啓示を得たので、造形サイズは気にしなくてもいいかと思ったのがもう一つ。そして単純に場所を取らないこと。

なにより、新しいものとか一つで色々使えるツールが好きなの!スイスアーミーナイフとか、柄にサバイバルキットが入ったナイフとかわくわくしてしまう。いろいろ理由はつけたけど結局のところそこかな。なんだかんだ言っておもちゃ大好きなんだよ。

実物を見てきた

まぁでも全く使い物にならないと困るので、一応実機を確認したい。

いろいろ探してたらこの記事を見つけたのでこれ幸いと見学に。プレ機が置いてあるらしい。 SNAPMAKERで3Dプリント!! | 創造空間ナノラボ

秋葉原nanolabさん。秋葉原近いし、普通に利用するにもいいなーという感じ。

で、実際に出力したものとか見せてもらったら、普通に造形できてて。そんなに動かしてはいないようなので、安定性とかはわからないとのことでしたが。ついたけど動かないという最悪の事態はなさそうだという確認ができた。

f:id:interestor:20180129133055j:plain 出典:nanolab

で、やっと買いました。直接頼んでもよかったんだけど、つながり作っとくといいかなーと思ったのでnanolabさんで購入。早く届かないかなー。