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ヤクの毛刈り祭り --yak shaving festival--

11月から12月にかけての振り返りと東京にいる間にやりたいこと

11月6日あたりから12月18日まで大阪にいた。 前回の記録を見つつ、どんくらいできたか見直してみる。 そもそもこれを出した時点で「やりきれねぇな」と言ってた通りぜんぜんやりきれなかった。

やろうとしていたことなど

fabacademy国内卒業式&ファブラボ長野オープニングイベントいく

行った。長野泊まり。アカデミー関係の人たちと「どういうファブラボがいいだろう」みたいな話とかできたのがよかった。このときは適当なことを言ったが、これをきっかけに考えて、「溶けてなくなるのが良い」みたいな意見に今はなっている。

みんな農園祭

モヒートボットを出した。チームでなんかやるのは文化祭みたいで楽しかったし、たいしたもんではないが自分も作ったことないもん作ったのは良かった。

ラボをいい感じに

んーそんなにできていない。やったこととしては「レーザーカッターのパラメータ表・ppとプラのサンプルを作って掲示」「もくもく会開催」「アイデアシート一覧のページ作り」くらいかな。スタッフになったし、ラボに関わらないなら大阪いる意味ないんでガンガンやっていきたい。

基板発注ワークショップ出る

eagleで基板名刺作って発注、届いている。まだ部品買ってハンダまではしていないのだが、今年中にしてしまいたい。ワークショップ自体では発注できなかったが、きっかけにできたのはすごいよかった。数個〜数10この個人生産とかにめっちゃ良さそう。

でかいポリゴン作る

してないなー。ペーパークラフトのモデル作る仕事が動いているせいかやりたい気持ちもあんまなくなってきてる。

縫製しないで作れるMac用リュック作る

全然できてない。PCバック作りたいので来年やりたいな。

ラボ備品全て使えるようにする

これもやっていないな。

ジオデシックドーム部品作る

なんか築地ハウスのクリスマスパーティーにできないかなとおもって調べてみたけど調べるところ止まり。とりあえずまずミニを作りたいですね。

クラフトショップでなんかうる

No

生き物ラボ進める

うわー。

#####サバゲモノつくる そんなのあたっけ。

ペーパーカッター普及

まぁパラメーターを作ったのが少し。

ガーデン×Fabなんかつくる

ひゃはー。

猟行く?

12月に予約を取ったので行くぞ。

本読む

一冊読んだような読んでないような、まぁまともなのは読んでいない。

プール行ってみる

そんなことを思ったこともあった。ちなみに工事でプールはずっと休みました

地図マシン作る

進んだのだが仕上げれなくて東京へ持ち越し。くそう。

うずら繁殖

ちょっと優しくしたのだが卵は産まなかった。

#####mybiosphere slackを作った。やる気は湧いた。

予定にはなかったがやったこと

  • ファブラボ世田谷の「ファブと製造責任」中継をした
  • ファブナイト ・LT
  • 鳥取に行った
  • リースやらニッセやらクラフトっぽいのを作るのが仕事になったりした
  • 選挙の地図やらをだした
  • 滝行った *インタビューをして記事を書くという仕事を初めてしてみた つまり遊んでいたな??

東京でやること

まぁもう一年も終わるし新しいことをやるというよりはやりかけのやつを片付けていきたい。

東京いいなー。心地いい。停滞しにくい感じがするのでやっていきたい。

鳥取旅行と100%の瞬間


実家で父親の本をロフトベッドの豆電球で夜な夜な読んでいた頃。読んでワンシーンだけ覚えている小説がある。ストーリーは忘れた。うまく生きられない少年か大人の話だったような気がする。とにかくタイトルも覚えていないその小説の中で、砂漠で火を囲みながら「人生の完璧な瞬間」について数人で話す場面がある。それぞれがどんな瞬間をあげたのかは覚えていない。父親と森の中の湖で釣りをした時だったかもしれないし、気に入らない先生の顔にケーキをぶつけた瞬間だったかもしれないし、初めてのガールフレンドと手を繋いだ時だったかもしれない。ともかくそういう話を共有して、仲間だと認められなかった人間を仲間に迎えるみたいなシーンだったと思う。その話が印象に残っていて、そこから私も自分の100%の瞬間を収集しながら生きている。 

 

やっと本題だ。

 

鳥取砂丘に行ってきた。前から一度行きたくて、今年のやりたいことリストにいれていたのを、もう1年も終わるかという空気に尻を押されて(これは慣用句を間違えているわけではない)、やっとこさ重い腰をあげた。

 
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大阪からバスで3時間。

高架道路から見えるビル群が青空に照らされて輝いて見える。冬の、透明度が高い晴れ。

 

前日の夜ふとんの中で読み始めた宝石の国が思った以上によい作品で、寝たのが4時頃だったせいで眠たくなり、いつの間にか寝てしまっていた。起きると山の中で、チラホラと雪が積もっている。そして、目的地に近づくにつれどんどん地面は白く、空中に舞う雪はどんどん大きくなっていった。鳥取駅につく頃には完全に曇天の雪景色。鳥取は雪は降るし砂丘も雪景色になる、という情報は事前に得ていたのだけれど、こんなにしっかり雪が積もるものだと思っていなかったので驚いた。そして少し残念な気持になった。写真で見た、雪の降り積もった砂丘はありふれたゲレンデの風景と同じように見え、わざわざ見るほどのものとは思えなかったからだ。晴れと予報していた週間天気予報に文句を言いたい。まぁでも今回の目的は鳥取砂丘に行くこと自体だ、砂が見たければまた夏にでも行けばいい、そう考え直してバスから降りた。


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鳥取は海産物が美味しいらしい、でもこの雪の中外に出るのも億劫だ、と駅に隣接する海鮮居酒屋でランチを食べる。正直全然美味しそうでなかったので期待していなかったのだが、美味しかった。特に醤油。刺し身醤油が鳥取のものだったのだが、濃ゆくて少し甘くて。ご飯を食べるとなんだか楽しくなってきた。


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食べ終わったら砂丘行きのバスに乗る。ごはん屋さんの隣の席でおっちゃんがビールを飲んでてうらやましかったので、コンビニで酒を買って、バスでもちびちび飲みながらゆく。


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雪がまた強くなっていって、もうなんだか逆に楽しくなってきてしまう。

 
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砂丘の入り口に着く。階段を登る。

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 白い、だけだ。10メートル先は見えないし、何もない。同じく見に来たカップルも踵を返している。でもこのままかえるのはもったいなさ過ぎて、風よけにもならないトンネル状の構造物の中を通る。視界が変わる。

 

後頭部に吹き付ける風によって、視界の雪は絶えず遠ざかっていく。白い視界にうっすらと見える空と丘の境目。砂漠であればオアシスと呼ばれるだろう紺色の影。もくもくと1人雪の中を歩く点のような人影。雪に埋もれたラクダ乗り場の台。

 
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ひどく小説的な風景だった。もっとこの光景を見ていたかったので、ラクダの影も形もないラクダ乗り場に登り、酒を飲み、意味もなく泣きそうだと思いながらじっと立っていた。寒さはあまり感じなかった。

 

雪原の端では3人の若者がはしゃぎ、あとから来た一人旅らしき大学生は雪の中を跳ね、転び、また跳ねていた。そこに存在するのはそれだけで、他には何もなかった。



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少しすると、さっき消えた小さな人影がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。ああそうか、あの空と雪原の境目は砂丘で馬の背と呼ばれる丘の稜線で、彼はそこまで歩いてきたのだと分かった。

 

行ってみよう。普段ならおそらく踏み出さない1歩を踏み出したのはなぜなのかよくわからない。自分にとって現実感のない風景に冒険心がわいたのか。

 

一歩踏み出すたびにスニーカーは積もった雪にうもれ濡れていく。たかが丘とはいえ、吹雪がひどくなれば帰り道がわからなくなり死ぬかもしれない。そんなことも頭をよぎった。

 

 ただ、丘の稜線、空と雪の境目の、その先の景色を見てみたかった。いつの間にか雪は小ぶりになり景色がはっきりと見える。視界の先には誰もいない。ただきれいだった。それだけを思いながら足を動かす。


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登りきると、その向こうに広がっていたのは海だった。私の知っているどの海の色とも違う海。昔の映画か、Instagramのフイルターでもかけたような、セピアがかった緑色に見える。海の面には波が、白い網が次々に広がってはまた広がり、一瞬も止まることなく海の力を誇っている。下からは見えない位置に先客がおり、ビニール傘をさしながら海を見ていた。

 

 

これはおそらく100%の瞬間だ、と思った。

 

 

 

 

丘を降りてお土産屋的なところに入れば笑っちゃうくらい頭も足もぐちゃぐちゃで、甘酒を飲んでバスに乗り砂丘から去った。予定では美術館に寄るつもりだったが、体験の上書きをしたくなくて、行かずに降りた。駅前の名物的な珈琲屋で仕事をして、大阪に戻った。


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おそらくまたいつか鳥取砂丘に行き、ラクダの似合う砂の光景を見るだろう。ただ私は雪の砂丘を、もう二度と訪れないだろう完璧な瞬間の1つとして、忘れずに持ち続けるだろう。



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プログラミングの家庭教師を雇いたいぞ

プログラミングできるようになりたい、と思いながら10年近く挫折し続けているむらさきです。来年はやるぜ!という気持ちと、突然落ちてきた「こんなん作りたい!」という脳の発火により、「プログラミングの家庭教師を雇おう」という気持ちがコンコンと泉のように湧いてる。で、ちょっと相談してみたら「どんなかんじの内容なのかブログにまとめるといいんじゃない」というアドバイスをいただいたので、「こんなかんじの家庭教師を募集するぜー」というのを書きます。よろしくおねがいします。

なぜ家庭教師を雇いたいか

  • 独学は無理(詰まるとやめちゃうという経験を経ての自分への諦め)
  • その言語を全体的に学ぶんじゃなくて、作りたいものベースで進めたい
  • 教室的なところに金を払うより、個人に金を払う方が楽しい
  • 金を介在させた方がちゃんとやるだろう(お互いに)

求めるもの

  • 作りたいものに対してどういう要素を学んだらいいのか指針・参考資料を教えてくれる。
  • 詰まった時に質問に答えてくれる
  • 宿題を課してくれる(これは別に自分でもいい。プレッシャーをかけてくれるという感じかな。)

条件的なもの

あくまでなんとなくの想定なのでこのへんは相談して決めていきたい。

  • 週1回の(オンライン)MTG
    • 30分〜1時間くらい?
    • 書いたコードに対してコメント・次回までの目標相談・その他悩み相談?
  • slackで質問に対して都度答えてくれる(これはどのくらい重くなるのかイメージがあんまりつかない)
報酬
  • 1.5〜2万円/週を想定 *1
  • はじめに「このくらいの期間でこのくらいの内容をやりましょう」というのを決めて、一括で払いたい。下記作りたいものを(もっとミニマムでもいいので)作れる期間やりたいが、どのくらいかかるのか全然わからん。

私のプログラミングス経験等

  • ド文系
  • 中学校の時にHSPでちょっとだけ遊んだことがある
  • 変数とか四則演算とかとかifとか繰り返しの概念は知っている
  • 現在ArduinoとかProcessingで短いコードを書くことはある*2 *3
  • html css はどういうものかは知っている
  • ヒューマンリソースマシンは25階くらいでドロップアウトした
  • コミット可能時間 週10時間くらいかなぁ

作りたいもの

ちなみに今作りたいのはこういうものです。 持ってる電子書籍とか好きな本とかを、本棚のポスターにしてくれるもの。 f:id:interestor:20171212235105p:plain

電子書籍化してしまうと、目に触れないので読み直す気になりにくかったり、友達に見せて貸し借り発生が起きにくかったり、アイデンティティを表現できないなどが起きるので、場所を取らないけどリアルに目に触れる本棚を作りたいという感じです。 むかし自炊した後の背表紙を使ってこういうのを作ってたんだけど、これをポスターでやりたい。そして他の人も使えるようにしたい。 f:id:interestor:20171213001207j:plain なんというか作るのは大変だと思うのでこれをミニマイズするか別のものを作るかとかも相談したい。

こういう機能欲しいなとかUIこうしたいなとかはあるけどまぁだいたいこういうものです

  • WEBブラウザ(PCのみでいい)で動かす。
  • 本の情報(Amazon?)を取ってくる
  • 画像?文字?を印刷APIにながす。
  • 決済。 などの要素が必要なのかなと思っています。大変だ。

裏側は何がいるんだろうとか言語は何がいいのとかは知識がないので抜けてます。

というわけで

来年の春前に始めたいなぁという気持ちがあります。どなたか「いいぜ!」という方がいらっしゃいましたら、コメント、twitter(id:interestor)、直接などご連絡くださいませ。

*1:期間が長くなるとちょいきついかも

*2:作ったもの下の方でプログラムを触っている跡がある

*3:qiitaアカウントinterestor - Qiita

カクテルマシン、モヒートボットを作ったよ

f:id:interestor:20171112160755j:plain ファブラボ北加賀屋の農園チームというのがあって、そこでカクテルマシンおよびモヒートを自分で作るためのもの一式を作った。ブログにまとめようかと思ったけど、ファブラボ北加賀屋のブログがしっかりかかれているのでもういいや。こっちをみて下さい。

fablabkitakagaya.org

私は担当が光る台と装飾類だったので、まぁマシンについては大したことはしていない、けど、いやぁできるもんだね。やる気のある人がいるチームというのはいいですね。

自分が作ったものについて写真などをのっけておく。

光る台

メイカーはなんでも光らせればいいと思っている、良くない、といいながら光る台作った。Neopixelという色制御の簡単なLEDを使ったんだけど安い!簡単!ですごい楽だった。今後光らせるときは絶対これを使うぞ!という感じ。素晴らしい。一瞬でできた。


使ったのはこれ。素晴らしい。

オーナメント

MDFをレーザーで切ってヒートンつけただけだけど、フェスっぽくなって可愛いと思う。三角の旗とか足すとさらに良さそう。 f:id:interestor:20171119174957j:plain

看板

1日しか使わないので、板にカッティングシートを貼り付けただけ。そしてワーキングテーブルの脚に両面で貼っつけ。終わった後は剥がせば単なる板に戻るのでイベントの時とかこの方法良い。モヒートの適当な絵がなくて、いい感じの絵を描くのに苦労した。 f:id:interestor:20171112160812j:plain

使い方の説明とかいろいろ

モヒートの説明とか作り方の説明とかをMDF端材にレーザー彫刻して作った。いい感じになるので便利。 f:id:interestor:20171112160821j:plain

「make almost everything (ほぼなんでも作る)」講座FabAcademyの情報をまとめました

f:id:interestor:20171109202848j:plain この間卒業したと思ったら(実際国内卒業式は11/4)もう次の募集が始まっています。 ちなみに申し込みはここからできます。が、まず最寄りのラボに問い合わせましょう。

Apply | Fab Academy

しかしいまいち様子がわからなくて決めにくい、という人が多い気がしているので、「気になるけど中身わからなくて怖い」という人向けに情報をまとめておきます。FabAcademyはいろんな情報を公開しているんだけども、実際受けるまで私はそれらの情報にアクセスできなかったので。英語苦手な人でもざっくり様子がわかるといいですね。

そもそもFabAcademyってなに?という人にはこの記事がわかりやすいかと思います。

fablabkitakagaya.org


公式サイト

 公式

Fab Academy

FabAcademyの公式。ここの情報はチェックしておくといいし、様々な情報の入り口になっているのでここから情報を探すと色々見つかります。

日本公式

FabAcademy Japan

日本語者が一番にアクセスするのはこのサイトだと思うんだけど、更新が遅くてちょっと心配な感じ。正直ここの情報が更新されるのを待つよりファブラボ浜松の担当者または自分の最寄りのラボにメールかなんかで問い合わせるほうがいいと思う。

授業の様子がわかる情報

講義ビデオ

http://archive.fabacademy.org/archives/2017/master/lectures/index.html

f:id:interestor:20171109204847p:plain ほんと素晴らしいと思うんだけど講義のビデオが全て無料で公開されています。講義は基本的に前半生徒の宿題発表、後半教授の講義なのでビデオも2つに分かれています。

卒業者のfinal project(卒業制作)ページ

http://fabacademy.org/archives/2015/students/index.html

f:id:interestor:20171109205602p:plain 卒業生の作品を見るのが一番どういうことができるようになるのかわかってワクワクすると思います。なんか2017年は画像が一覧になっているのが見つからなかったので2015年のリンクです。

受講者のドキュメント(課題制作の記録)ページ

http://archive.fabacademy.org/archives/2017/master/students.html

FabAcademyでは各宿題をWEBページに制作の過程を記録していってそれで評価されます。それらの個人ページの一覧2017年版がこちら。ちなみにクオリティはかなり個人によります。

日本からの受講者感想など

FabAcademyの前身MITの講義を受けた田中先生の記録

http://fab.sfc.keio.ac.jp/howto2010/

私はこれ見てこの講座受けたいなーって思いました。その時はMITでしか受けれないと思ってたんだけども。一読の価値あり。

2015年 ファブラボ鎌倉Yumiさんの受講記録

【from Kamakura】 YumiちゃんのFab Academy 2015 体験記 | FabLab Japan Network

いいかんじの動画とかあります。その後の記録が見つからずだったのでどなたか見つけたら教えてください。

2017年私の日記

より日記に近いですが、各週(飛んでいる週もあるけど)私が書いていた日記。ファブラボ北加賀屋での様子がわかると思います。

interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com interestor2012.hatenablog.com

2017年だいたい10月の振り返りと11月から12月にかけてのやりたいこと

11月4日に東京を出て、長野、愛知を経由して大阪に戻る。次に東京に来るのは12月17日の予定。で、前に書いたとおり東京滞在の振り返りをしておく。

 大阪で11月から12月なかばでやりたいこと

大阪にいる間は制作モードにしたいんだけど11月中は結構用事とかある。一年も終わるので今年やりたいリストに書いたことを少しずつやり始めたい。と思ったらけっこうな量になってしまった。こりゃやりきれねぇな。

  • fabacademy国内卒業式&ファブラボ長野オープニングイベント
  • みんな農園祭
  • ラボをいい感じに
  • 基盤発注ワークショップ出る
  • でかいポリゴン作る
  • 縫製しないで作れるMac用リュック作る
  • ラボ備品全て使えるようにする
  • ジオデシックドーム部品作る
  • クラフトショップでなんかうる
  • 生き物ラボ進める
  • サバゲモノつくる
  • ペーパーカッター普及
  • ガーデン×Fabなんかつくる
  • 猟行く?
  • 本読む
  • プール行ってみる
  • 地図マシン作る
  • うずら繁殖
  • mybiosphere

やりたいことにいれといたことの進捗

主に家の整備がよく進んだ。東京の心地よい生活が確立しつつある。せっかく東京いる間にイベントとか展示とかもっと行くと良さそうだなー

  • greenラボ(namakemonlab)のメンバー集め、計画→イマイチ。1番進めたいことなのにイマイチとは。
  • 築地インターネットハウスにカウンターを作ったりする→作った。

  • 前職の人らと飲む×4、地図のやる気を出す、仕事もらえたら嬉しい→飲んだ。仕事にはいまんとこならず。

  • いらないものの処理→ぼちぼち。
  • ファブ3Dだす→やろうとしたネタはぎりぎり過ぎてスキャナが使えず出せず。夫と共同でやったのを夫名義でだした。ファブラボ世田谷に顔出せたのが良かった。
  • 金についてあれやこれや→放置
  • 本を読む→読んでない
  • 運動はじめる→してない。あえて言えば歩く機会が増えた。
  • モヒートマシン準備→してない(やばい)

その他

  • 会をした。会として告知した会の他に2回くらい鍋とコロッケで突然人を呼んだらぼちぼちきて楽しかった。

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  • レオナルド・ダ・ヴィンチ展に行った。ノートが見れて最高だった。(写真は禁止だった残念)

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  • ライターの仕事が固定になった
  • 見た目の改善が進んだ。おしゃれ。

 

賃貸DIY。2時間半でカウンターを拡張する

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 我が家は、築地インターネットハウスというシェアハウスなんだけど、そこにカウンターを作った。午後から材料を買って夜に出来上がり。賃貸なので元々の設備に釘やネジは使わず、金具で止めるだけ。でもまぁ50キロくらいの全体重をかけてもビクともしなかったので大丈夫なはず。実質作業時間は2時間半くらいでできた。これはid:htomineです。

計画と準備
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元々キッチンとダイニングの間にあったカウンターとして使うには狭い、仕切り部分を拡張する形。上に板を乗せる。

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断面図。上に乗せた板と元々の板を金具で挟み込む構造にすることに。

近くのホームセンターで材料を手に入れに。25mmのメルクシパイン集成材(ほんとはホワイトオークに目をつけていたんだけど在庫切れだった・・・)をカットサービスでカットしてもらう。

それにステー(補助金具)を2タイプそれぞれ4つづつ、合計4つ購入。

こういうやつ、高さはカウンターを置く台の板の厚さに近いものを選択。

もう1タイプ。板に止める部分は長い方が丈夫なので、カウンターのはり出す側につける金具は横に長いものを使った。

取り付け作業
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角をヤスリで落としておく。表面も400番くらいのヤスリで磨く。


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一度板を置いて位置を確認した上で、シンク側の金具を取り付ける。金具が大きすぎるものしかなかったので板を取り付けることで調節している。板を挟むことによって金具で元々の設備を傷つけるのを防ぐ役割もある。

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取り付けるとこう。ネジはもとの板までは貫通していない。かなりぴったりサイズでがっちりはめ込む感じ。こちら側だけで固定としては十分そうなくらい丈夫だった。

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張り出し側もとめる。
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こんな感じで。
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さらにアップにするとこんな感じ。金具と板の間に挟んであるのはゴムシート。

 

できあがり

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 無限にレモンサワーを飲めるようになった。築地インターネットハウスでは月一くらいでゆるく会を開いているので遊びにきてね。

また、ハウスで振る舞えるお酒を寄付してやるという太っ腹がいたら(私のだけど)ほしい物リストから送ってね。届いたら踊ります。

amzn.asia

 

追記

やっぱりカウンターだと汚れたりしやすいので防水にするようニスを塗った。塗膜がしっかりできるウレタンニス。下の水性ウレタンニスは食品衛生法的ようなので安心感がある。下のつや消しタイプを使って、一本でちょうど3度塗りできた。塗って乾いたらヤスリがけしてまた塗ってを繰り返す。適当にやったが村もそんなにできなくていい感じだった。

木工形は磨きで完成度がめっちゃ変わってくる。サンダーがないので今回そんなにしっかりやらなかったのだが、側面の目立つほうだけちょっと頑張った。写真では分かりにくいのだが明らかに雰囲気が違った。

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この上のはあんまり見えないほうなので磨いてない。板切っておいたんだなーという見た目になっている。切り跡が見えるせいだろうな。

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こっちは(完璧には程遠いが)わりかし磨いたほう。単なる「板」じゃなくて「カウンターじゃない?」ってくらいに見える。

さらに追記

雑に酒とグラスを置くところを作りました

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保存

保存

保存

都会ど真ん中大手町のビルの中の牧場を3分で見てきた

大手町牧場という、「都会ど真ん中のビルの中に牧場を作った」というやつが気になっていたので見に行った。大手町牧場

が、迷ったりして遅れそうになって3分くらいしか見れなかったので記録も薄い感じで。
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なんかフラミング推し

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最高に可愛い。ヤギ飼いたい。
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豚。
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烏骨鶏
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なぜかフラミンゴ
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なぜかフクロウ
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トマトもあるがいまいち元気そうではない
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カフェがある
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なんかこうファームというよりかふれあい牧場みたいな感じで生産感はなかった。

保存

NY の地図を作ったので置いておきます

NYに住んでいる友人からJerseyの地図が欲しいとのリクエストがあって作ったのでいておく。

Download

0円で入力してダウンロードできるし、気持ち分入れてくれれば嬉しいですね。 印刷用のPDFと、レーザーカッターとかにも使えるレイヤー別のaiファイル。

レイヤーの表示非表示とか色とかをいじるとこんな感じ。 f:id:interestor:20171021145701p:plain f:id:interestor:20171021145717p:plain

オリジナル地図柄手帳を作った。10月だからね。

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データ

openstreetmapを利用。加工時間が長くなってしまう&つぶれそうなので家の枠(赤色)は印刷しないことにした。 f:id:interestor:20171017014407p:plain せっかくなのでデータを置いておきます。使いたい方はダウンロードどうぞ。 ライセンスはOpenstreetmapライセンスに準じます。 .

Download free

加工の様子


合成皮革は、布地をベースにして、その上に合成樹脂を塗っている。レーザーで樹脂部分を剥がしていくので、加工部分は布地の色が出てくるそう。今回は濃い茶色の上にバージュという形だったので、綺麗に茶色い色が出た。パラメータの調節などは&Fabの人がやってくれて、見本を見ながら「このくらいのかんじで」と指定するだけなので失敗の心配しなくていいので楽&簡単。

自分も好きな場所の地図で作りたいんだけど、という要望があれば考えるのでコメントまたは下記フォームから連絡してください。

greenlab的なものを作りたいがいったい

これからどうしようと考えていて、ふと2週間ほど前に(たぶんほんとはもっと前から)、ラボ(一般的な研究室ではなくfablab的な、しかし物作りよりは生活、食料や物資の自給にフォーカスした)を作れば良いんじゃないかなと思い立った。

やりたいやつを整理するかな~と絵を描きながら頭を整理したらこんな感じになった。


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どうやっていきますかね。趣味的にやっていても自分には実現出来ないだろうみたいな気持ちがあり、仲間を集めたり、やりたくないこともやりつつやっていかねばという感じがする。

 

どうにか。

 

保存

ここ一ヶ月の振り返り

先月、9月7日に大阪に来て、今日10月10日東京に向かう。日程を間違えていたり疲れて死んでたりして、大阪いるうちにやろうと思ってたことがいろいろ終わってないままに旅立ちになってしまい愕然としている。この、場所を変わることで強制的にやることを切り替えないといけない感じけっこうおもしろい。自然に締切ができてしまう感じ。うまいことやると、腰が重い割に目移り性でいろいろ完成しない自分でも、完成させられるようになるんじゃないかなという感触がある。この移動タイミングを振り返りとして活かしていきたい思いを持って、9月の大阪生活の振り返りをしておく。

 ====

あったこ

  • FABnightで発表した
  • VRモデリング体験会を開いてブログにまとめた
  • イカはヤグラA+、他A帯B帯をいったりきたり。Sになかなかなれない。
  • 立体地図グラフマシンを作る(未完成8割りくらい、これは今回滞在主要目標だったのでクソ。)
  • ファブラボ北加賀屋で指南としてやり始める。ドキュメントを作ったり改善策をだしたりなど。
  • みんな農園ファブワークショップをする(参加者ドタキャンにより未開催)
  • ファブラボ北加賀屋チュートリアルをすべて行う(未達成。ふたつ残っている)
  • ファブラボ北加賀屋の利用者増やす&育成&プロジェクト推進をする。アイデアシートゾーンを作った。ビニールカッタースキルアップ策については方針ができただけ。
  • サバゲグッズを作る。刺繍ミシンでワッペンを作った。

なんにもやっていないかと思ったがぼちぼちやっていることもあった。ラボにコミットし始めたのは大きいとおもう。1年から2年くらいで結果(ラボで大小様々なプロジェクトが推進されるような環境、ようなコミュニティを作る)を出したい

 

東京10月でやりたいこと

  • greenラボ(namakemonlab)のメンバー集め、計画
  • 築地インターネットハウスにカウンターを作ったりする
  • 前職の人らと飲む×4、地図のやる気を出す、仕事もらえたら嬉しい
  • 水槽セッティング
  • いらないものの処理
  • ファブ3Dだす
  • フリーランス手続き
  • 金についてあれやこれや
  • 本を読む
  • 運動はじめる
  • モヒートマシン準備

 

多い。やりきれないだろうことが予想される。新たにやりたいことも出るだろうしな。よくないなぁしかし性分なので。まぁ上の3つをやりきりたいですな。

 

というわけでやっていきます。

刺繍ミシンでサバゲ用のオリジナル パッチを自作する

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なんの話から始まったのか忘れてしまったんだけどもたぶん串カツかなんか食べながらビールを飲んでいたときに「ファブラボ使ったらオリジナルサバゲグッズも作れるよ!銃のカスタムパーツとかパッチとか!」と言ってしまい、言ってしまったからにはやらねばならぬ、とまずはパッチを作ってみた。

 

やってみたらもうちょいちゃんと作りたい気持ちになったので、パッチ作りたい人はお声がけください。

ファブラボ、オリジナルパッチもできるし、塗装用のマスキングだってガンガン切れるし、3Dプリンタでカスタム用パーツも作れるし、シルクスクリーンでTシャツとかも作れるし、サバゲする人けっこう楽しいんじゃないかと思う。ハッカソンみたいなことやってもおもしろいかもね。

作り方のメモ

用意するもの

  • 布(百均のポリエステル100のフェルトを利用。布自体が刺繍調のエンブクロスを使いたかったが近くにおいてなかった。)
  • 糸(刺繍用のミシン糸が良いが、今回黒はは普通のミシン糸を使った)
  • 接着芯(↓こういうやつ)

 

データづくり

  1. イラストレーターでベースのPNGを作る。輪っかと文字はいれない。
  2. 刺繍プロで刺繍用のデータにする。文字と輪っかはこの時点でいれる。画像だと多少潰れるのでそのほうががきれいにできる。

刺繍プロは下記のようなわりかしお高いソフトですが、ファブラボ北加賀屋にあるので買わないでも使えます。

 

準備

接着芯をフェルトにアイロンではりつける

縫う

ミシン(soleil 100a)と刺繍キャリッジを使用。基本的な使い方はここを参考にした。動画は撮るのを失敗しましたがまぁこんなかんじ。

fabble.cc

後処理

  • 外側のいらない部分は今回は単純にハサミで切った。レーザーで切れば半田ごてのカッターで切るのと同じように熱処理できるのではないかと思う。次回やりたい。(そのためには糸が熱に強いレーヨンなど、布が熱で溶けるポリエステル100%である必要がある)
  • ベルクロ(くっつくやつ)をつける。シールタイプだったのでこれもハサミで一回り小さく切って貼る。レーザーで切れるようならくっつけてから切るときれいになりそう。

失敗や調整したことなど

  • 文字の線がプレビューより細くなるように感じた。太めのフォントを使うと良い。
  • 1個目、下糸がからまって途中で止まってしまった(未解決)。
  • 2個目、うわ糸の糸調子がゆるく、むらむらができてしまった。
  • 緑は糸が細かったので糸密度を4から5に上げた。
  • 色の隙間(眼鏡の周りなど)が少し空いてしまうのをなんとかしたい。

 

 

 

モデリングはどこまで簡単になるのか?VRでモデリングの体験会をやったので感想とか情報とか

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VRで3Dモデリングをする体験会をやった。「3DCGのモデリングをしてVR世界を作る会」ではない、「3DプリントやCNCで加工するためのモデリングをVR世界内でする会」だ。 3Dプリンターはいろいろなところで目にするようになった。しかし、そのための元データをモデリングするのはまだまだ敷居が高いようで、やってる人は少ないように思う。無料で使える使いやすいソフトも多くあるが、しかしそれでも3次元的なものを2次元、それもPCなどの限られた画面で作るのにはやはりやりにくさがあり、慣れとスキルが要求される。

そこで気になるのがVRだ。3次元空間の中でモデリングができれば、粘土をこねるような感覚、積み木を重ねていくような感覚で、よりフィジカルな感覚に近く直感的にモデリングができるのではないか。初心者が習得するのが簡単なのはもちろん、プロだってより速くより作りたい形を正確に作れるようになるかもしれない。そういった希望をもってVRモデリングソフトを見ている。まだまだ発展途上ではあるけれども、ソフトの本数も増えてきたので、ここらで一発やってみるかということで体験会を催した 。会では3本、その他含めて5本を体験したので、各々の感想などをまとめた。

VRモデリングソフトについて

比較表(2017年9月時点)

あくまで私が調べた範囲です。VIVE持ちなのでVIVEに偏っているかもしれません。他のソフトや間違いなどがあればコメント等もらえたら追加。修正していきます。

タイトル 価格 プラットフォーム エクスポート 特徴
MakeVR ¥3,980 VIVE stl,obj ブーリアン演算で形を作っていく
エッジを取り出せるツールはVRモデリングソフトでは独特
MakeVR Pro ¥4547 VIVE MakeVRの上位版
グリッドを使用して正確なモデル製作が可能に
ミラー/ラインに沿ったスウィープ/回転/ルーラー/ジグツールが追加
Mindesk VR 不明
30日無料
Oculus
/VIVE
Rhino Rhinoプラグイン
Verto Studio VR ¥ 2,980 VIVE obj /vsxproj VR空間のモデリング用ソフト?
VRCAT 無料 VIVE obj 3Dドローイングが主だが、立体物も扱える
3dSunshine 無料 VIVE Minecraft?? マインクラフトにアップロードできる3Dデータができる
Makebox 990円 Oculus obj ブロックを積み上げるように3Dモデルを作成
Artstage 1980円 VIVE obj,png 3Dドローイング、ペインティング、スカルプ
CADというより3DCGのパック
UnrealEngine
VREditor
無料 Oculus
/VIVE
UnrealEngine VR内で使えるアンリアルエンジンのエディタ
Blocks 無料 Oculus
/VIVE
obj,gif エントリー向けのローポリモデリング
Googleが開発、UIが秀逸
Medium 2990円 Oculus obj,fbx 完成度の高いスカルプティングソフト
コントローラーはOculus touch
Mesh Maker VR 無料 VIVE obj メッシュモデリング

各ソフト所感

Google Blocks


Google blocks VR 3D modeling まず体験してみたいなら私はこれをおすすめする。Googleが無料で出しているローポリゴンモデリングソフト。ポリゴンのメッシュを操作することでモデリングしていく。エントリーユーザー向けだが、UIと機能の取捨選択が秀逸。色を選ぶところ(動画)など一回体験したら忘れないし、すごく楽だ。空間UIというものを分かっていらっしゃる!という感じ。グリッドモードがあるので、VRモデリングによくある「ぴったりの位置に定まらない」ということもない。

HP:Blocks - Create 3D models in VR - Google VR

MakeVR


makeVR VR 3D modeling 実用向けに作られており、最近上位版MakeVRProも発売された。3Dプリントできるデータが作れるというのが売り。基本的な図形を足したり引いたりしながら形を作っていくタイプのソフトで3DCADを使っている人にはなじみのある方式だと思う。逆に引き算で形を見ることに慣れてないと思った形を作るのはちょっと難しいかなと感じる。ただ足し算で形を作るのは簡単。コントローラーの先にタクトがついているのだが、そのおかげでオブジェクトやメニューの操作がかなりやりやすい。また、ツールの選び方など少しPCライクな感じで、PCに慣れた人にとっつきやすい(個人的にはめんどくささを感じるが)。3DCADをやっている人が使うならMakeVRシリーズがよさそう。まだ実用的な部品を作るには厳しいが、Pro版もでて、より実用に近いソフトになっていくのではないだろうか。出力するときには結構粗めのメッシュになるので注意。 HP:MakeVR

Oculus Medium

個人的に、今時点で一番実用できるソフトだと思う。VRとスカルプティングの相性はとてもいい。今回本来Oculus touchで操作するところをHTC VIVEのコントローラーを使っており、完全な操作はできなかったが、それでもこのソフトは十分使えるソフトであることはわかった。ツールも多彩で完成度が高い。ぜひVIVEにも正式対応してほしい。ただ、ゲームや映画と違い3DCGより3DCADとしての機能が求められるfabの場面ではスカルプを使うことはそんなに多くなく、ツールというよりむしろ使い方を考える必要がありそう。 HP:Medium

MeshMaker


Mesh Maker VR VR modeling

点をつないでメッシュを作り、メッシュを操作して形を作るモデリングソフト。私はぺーパークラフト用のローポリゴンのモデルを作るのだが、この方式はメッシュをお絵かきするような感覚で自分で指定できるのでとてもやりやすい。ツールメニューの使い方は独特(空間に目シューが固定で浮かび、空間にあるボタンを押し込む)でおもしろい。また、空間スナップの単位が選べるなど光る機能もある。ただし、決定的に使いにくいし、安定しない。途中で動かせなくなったりすることが何回もあった。現在まで開発中の早期アクセスなので当然と言えば当然。開発が進んで安定化することを期待している。みんなが使いたいわけではないだろうが、一部の人間はとても便利に使えるソフトになりそう。

HP:Mesh Maker VR on Steam

VRCAT

基本的には3Dドローイング&ビュワーだが、立体も扱えるのでモデリングにも一応使える。ただ、基本的な立体を大きさを変えて足すことしかできないので、高度なモデリングはできない。無料なのでとりあえずの体験にはよかったかもしれないが、Blocksが無料で出た今はこのソフトを3Dモデリングソフトとして使うメリットはあまりないように思う。

HP:VRCAT on Steam

VRモデリング体験者の感想

今回体験したのは3DCADはいじっている人。「正直もっとおもちゃみたいなもんだと思ってたけど、これは可能性を感じる」とか「PCではマウスで移動させて角度を変えてその後でツールを使わないといけないが、VR空間では頭でのぞきこんで、それと同時にツールが使える、それだけでもすごい手数が減って便利」という感想があった。評判が良かったのはMakeVRで、コントローラーの先に出るタクトがすごく使いやすいとのこと。また、VRモデリングはとても子供に向いていると感じるのだけど、ヘッドセット自体13歳以下を推奨しているのでそこが気になるという意見もあった。

全体的にはすごく可能性を感じてもらえたように思う。完全に感覚的、直感的とはいえないまでも、一回した動作を覚えやすく学習コストがとても低い。本を見なくてもモデリングができるようになる。

次はモデリングをほとんどしたことがない人に感想を聞いてみたい。

体験会についての感想

体験会をやることで、漠然とソフトを触ってみるだけでなく調べたり比べたりできたので良かったかなと思う。来てほしかった3Dプリントはするけどモデリングをあまりしない人たちに参加してもらえなかったのは残念だった。場所と日程の問題もあっただd老が、正直あまり興味を持ってもらいにくかったのかな。これをメインにやるというよりは何かしらのイベントのどこかで体験できるとか、ラボに行ったついでに体験やってたぐらいの入り口にしたほうがいいのかもしれない。 f:id:interestor:20170923143637j:plain

体験会を行う際についての覚書

動画キャプチャ

せっかくやるのなら動画を撮っておきたい。今回はVRCaptureというフリーのソフトを使ってみた。ただ、ソフトを立ち上げてからVRアプリを立ち上げて…という手順が面倒だったのと、(定かではないが)モデリングソフトのエラーが起きやすくなる感じがする。次は他のキャプチャソフトを試すか、Windows標準のXboxのゲームキャプチャで撮ろうと思う。

store.steampowered.com

音声

外で見ている人も聞こえるようにPC側にミラーリングしておいたほうがいい。SteamVRの設定でできる。モデリングだけなら、むしろ外だけにしてイヤホンを外しておいてもらったほうが外からの声も聞こえていいかもしれない。

酔い対策

モデリングは酔いにくいと思うが、それでも酔う人はいる。事前にヒヤリングして、酔いやすそうな人には酔い止めを飲んでおいてもらえばベター。そこまでしなくても、事前に人の操作している画面を見ていると酔いやすいことのアナウンス、随時大丈夫かの声かけはしたほうが良い(反省)。酔っちゃったとき用にアイスとか用意しとくと親切だな。

体験の仕方

単にツールを使ってもらうだけより簡単になにかをモデリングしてもらったほうが外の人も中の人もおもしろい(し、あとで3Dプリントとかもできる)。モデルのサイズが大きすぎたり小さすぎたりすることが多いので、3Dプリントする際にはサイズを変更すること。f:id:interestor:20170929110325j:plain参加したひとがモデリングしたはにわ。

チリ、ワンコインで皿いっぱいのウニがたべれてやばい:チリ旅行

f:id:interestor:20170913224638j:imageチリ、カンファレンスで食事が出てたんだけど、昼ごはんは毎回おんなじだし量多いし美味しくないし適当なファーストフード店入ったらまずいしで食事に対するストレスが溜まっていた。

で、行ってきました魚市場。チリは海に面している面が多いだけあって海産物が有名。中央市場が旧市街にあって歩いて行けた。
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魚市場は日本とあまりかわらない。魚やらカニやらタコやらが並んでいる。レストランとかお土産店とかあって、築地とかと似ている感じですかね、あそこまで大きくないけど。

魚屋のにいちゃんがノリよくて、写真とってたら店の中によんでお姫様抱っこで写真を撮ってくれた。なんだそれ。

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で、食べた。これは生の貝。種類はよくわからない。全体的にけっこうシンプルで、コリアンダーと玉ねぎを刻んだもの、塩とレモンをかけて食べるものが多い。
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で、日本だとお高いウニだがかなり安い。日本円でワンコインで皿いっぱい食べれる。ただし日本のものとはだいぶ違うかんじ。これはちがうものだ。

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これは名物?セビーチェ。よかった。まぁでも生の海産物ばかり食べてたら味もシンプルだし飽きた。いいところでちょっとずつ食べた方がいいかもしれん。

 

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普通にレストランにもいった。ここは美味しかった。値段も安め。英語はあんまり通じない。

www.tripadvisor.jp

 

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特に美味しかった、なんだろう、グラタンのようなもの。ちなみにワインが有名ですがビールも美味しかった。

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と、なんだかんだいいつつ一番印象に残っているのは近くのスーパーの量り売りのお惣菜で売ってたちょっと浸かり過ぎくらいのピクルス。カンファレンスのごはんで荒れた心を救ってくれた味がしました。

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